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Vol.14023 朝日の「国会議員の情報漏洩」の好例

2014年02月04日 | 日記

 昨日、「特定秘密保護法」は国会議員が情報漏洩するために、海外から「日本とは外交できない」ことに対処するためと書いた。

 その好例が2/2付け朝日新聞1面左の「ムダ予算8割復活」の記事である。内容はともかく、朝日が国会議員から情報を得て、関係部門を回って取材したと見るのが一般的だ。

 2/2の朝日1面記事(写真クリックで拡大)

 国会議員が朝日に情報を流して誰が得するのか、と言えば自民党、安倍首相に反対する野党議員となる。特定はできないが、本来マスコミの取材源とはこんなものだ。 

 1/24から150日間の国会がスタートし、安倍首相の施政方針から衆院の予算委員会が始まる、この時期に、この報道である。あまりにタイミングが良すぎる

 タイミングが良すぎる(同上)

 しかもこれは朝日の完全なスクープであり、翌2/3付け読売は1行も書いていない。この例を見て分かる通り、日本の機密事項は国会議員からザーザー漏れなのである。

 2010年の中国漁船が巡視船に体当たりし、職を賭して真実を明らかにした海上保安官の事件は、まだ記憶に新しいだろう。 

 この時、政権担当の民主党は「秘密保護法案」の骨格を作ったし、朝日は「情報管理の、たがが外れている」と批判した。今とは言うことが違う。これをダブルスタンダード(二重基準)という。

 何度でも言うが、朝日の記事作りとは、こんなものだ。とにかく自分の記事で世の中を騒がせれば良い、責任は取らない。これをペンの暴力(第4権力)という。

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