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Vol.19041野良の親子猫の顛末記

2019年11月16日 | 趣味

我が家の猫は5月にオスを交通事故で死なせてからメス一匹となり、そのメスも交通事故の二の舞はご免と犬のようにリードをつけて散歩するようになった。

ある日のこと、そのメスが野良の親子猫を見つけて怒りをあらわにした。親はやせ細り、子猫は生後約三ヶ月といったところか。人の弱みに付け込んで我が家の周りを親子でうろうろしだしたので、餌と布切れ入りのダンボールを用意してやった。

近所の猫好きな人にいろいろと相談したのだが結論は得られなかった。当然の事ながらこの親猫は不妊手術をしていない。猫は年に3、4回妊娠し、その都度4,5匹の子猫を産む。今のままでは我が家の回りは野良猫だらけになる。

その時に宇部市の回覧板で「飼い主の居ない猫を減らすために」TNR活動というのがあり、捕獲して不妊・去勢手術を行い元の場所に戻すこととある。早速不妊手術だけでもと思い市に電話するとメスは16,000円かかるところを病院を紹介して5,000円補助しましょう、残額は本人負担という。

宇部市では「動物と共生する街づくり」に取り組んでいると言うが、これは「動物愛護の取り組みに共感・賛同していただける方のご寄付をお願いします」ということらしい。しかも予算が終了次第、補助も打ち切ると言う。

これだから役所仕事は嫌になる。話を聴いて、善意の押し付けだとこちらも感情的になり、何とかせねばと「一案」を講ずることにした。それは親子を切り離すことで、ダンボールの除去、子猫だけに餌を与える。親子ともども最初は泣き止まなかったが心を鬼にして実行した。結果的には親がどこかに行ってしまい、子猫だけを確保した。

それにしてもよくもまあ、こんな白々しい美辞麗句を並べ立て、さも市民活動をやっているように言うが、行政とはこんなものと言ってしまえばそれまでだが、実に腹立たしい顛末だった。

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