昔のDVDを探しているとNHKの歴史ヒストリーで「源氏物語」が目に止まり、「見ておく必要があるな」と早速見た、が見て驚いた。ある男性作家が「女性が書いた平安時代のエロ話」と言い切った。
同じ女性作家の清少納言は文章も人間も品格のある格調高い人物で、藤原道長が娘を宮中に嫁がせ、天皇が近づくために紫式部のパトロンになり、天皇が読む様に書いた現代の週刊誌連載のエロ話だという。
女性が書くエロ話に興味を抱き、最近なくなった田辺聖子が書く週刊文春連載のわい談エッセイ集を買って読み始めた。これが実に面白くてためになる。
男が書くわい談は子供の頃からいやと言うほどお世話になったが女性ものは初めてだ。男が考えることと女性が考えることがこうも違うのかと驚きとともに勉強になった。そろそろ古希を迎えう年齢になって、今さらのごとく女性を知らない我が身を恥じるとともに日本の教育は間違っとると叫びたくなった。
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