山口に帰って驚いた。図書館が休みばかりなのだ。毎週月曜日の休日を始め何と祝日が休み、月末も整理とかで休み。誰のための図書館なのか意味不明である。これでは我がまちから文化人が出る訳がない。
横浜に住んでいた時、休みは祝日が有ろうが無かろうが年末年始を除いて月1回だった。しかも横浜市内の全18区の図書館を検索でき、最寄りの図書館で受け取ることができる。
【9月15日月曜日の新聞3紙】(写真クリックで拡大、さらにクリックで拡大)
『産経』
だから新旧大抵の本は手に取って読むことが出来た。横浜と比較してはいけないのだろうが、あまりの格差に頭に来て市長に手紙を書いた。案の定「市には市の特殊な事情がありまして、貴重な意見は承って置きます」との常套句。
毎週月曜日が休みなのは百歩譲っても学生、サラリーマンが休みの祝日にどうして図書館が休みなのか理解に苦しむ。どうせ尋ねても「市には市の特殊な事情・・・」だろう。
『読売』
最新の日本経済新聞と週刊誌を借りるのに、事務窓口に行って名前と住所を書く。だから借りたことがない。貸出中のため予約を入れて2週間以上も経つので、問い合わせたところ「督促しているんですがねぇ」の返事。
市民の公共性が極めて薄いところに、返却が遅れたペナルティも無い。他のまちは事務を通さず持ちだそうとすれば音がなるセキュリティで管理している。
『朝日』
新聞に出ていたが本を盗む輩が多いことも事実のようだが、「あまりそういうことを強化すると利用者が嫌な気持ちになる」のは大嘘で、金が無いだけの話。
我がまちは2011年に鳥インフレで白鳥をみな処分にした。ペリカンは残したが、飛んで行かないように3千万円かけて大きな金網で囲った。図書館のセキュリティは5百万円で出来るが、価値観の相違に苦しみ悶える日々を送っている。