携帯電話業界ブログ

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シャープ、携帯電話事業テコ入れ 09年度販売、24%増を計画

2009-05-04 |  シャープ



 シャープは今年度、前期低迷した携帯電話事業をテコ入れし、販売台数・金額とも2ケタ増を目指す考え。

 08年度の携帯電話・通信融合端末の販売高は、前年比32.8%減の4373億円。台数ベースでは、同35%減の992万台となり、全社業績悪化要因の1つとなった。

 国内市場では昨年から、販売方式の変更に伴う新規需要の飽和や買い替えサイクルの長期化などにより、端末需要の低迷が顕著となっており、今年度も厳しい状況が続くと見られている。


●更なるシェア拡大へ

 同社は、ソーラーパネルを搭載したモデルの提案など、独自技術を生かした特長端末を市場にタイミング良く投入することで、更なるシェアの拡大に取り組む構え。

 中国などの新興国向けには、ミドルエンドをはじめとする普及ゾーンの携帯電話を積極的に投入するとともに、欧米など先進国にはスマートフォンを展開し、事業の拡大を積極的に図っていく方針。

 10年3月期の携帯電話・通信融合端末の販売高は、前年比12.0%増の4900億円。台数ベースでは同24%増の1230万台を計画している。





【記事引用】 「電波新聞/2009年5月4日(月)/1面


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