携帯電話業界ブログ

── ケータイ業界関連の記事集.

インド通信事業者タタ、民間初の3G携帯サービスを11月から開始 

2010-10-21 | 市場動向/中国・インド



 加入者数でインド第4位のタタテレサービシズ(TTS)が、国内の民間通信事業者として初めて、3G携帯電話サービスを11月5日から開始する。

 メディア各紙が報じたもので、インドの3Gサービスはインド通信当局が今年5月にオークションを実施、ライセンスが交付されて9月からのサービス開始が認められている。

 インド国営通信会社2社のMTNLとBSNLは、民間とは別に08年9月に周波数を取得、09年初めから3Gサービスを開始している。


●9地域でサービス開始

 TTSは、インドの通信サービス地域22のうち、ライセンスを取得したマハーラーシュトラ、グジャラート、カルナータカなどの全9地域で3Gサービスを開始する。

 同社は、GSMとCDMAの2方式の携帯電話サービスを提供しているが、3GサービスはGSM方式による「タタドコモ」ブランドで提供する。

 6月末のタタの携帯電話加入数7253万件のうち、GSMサービス加入者は約45%、3282万件。

 3Gの通話料金は明らかではないが、消費者が受け入れやすい価格になるという。3G端末は、フィンランドのノキアと中国の華為技術から調達する。

 同社はNTTドコモの技術により、世界クラスの3Gネットワークを構築する。

 ドコモのiモードや位置情報開運サービス、携帯電話による支払いなど、様々な3G製品とサービスを提供する予定で、ドコモの素晴らしい技術を紹介したいと意気込んでいる。

 ドコモは08年12月にTTS株式の26%を保管、09年9月から「タタドコモ」ブランドのサービスを開始した。




【記事引用】 「電波新聞/2010年10月20日(水)/2面」


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