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中国の携帯電話加入者数、9億7500万人に スマートフォン・3Gの利用拡大

2011-12-22 | 市場動向/中国・インド



 中国工業・情報化部によると、、11月末時点で中国の携帯電話加入者数は前年末より1億1633万人増の9億7500万人に達した。このうち、第3世代(3G)携帯電話の利用者は1億1873万人で、前年末より7168万人増えた。

 低・中価格機種の市場投入やスマートフォンの好調が、3G利用拡大の大きな要因になった。


●3G利用拡大

 11月末の時点で、国内携帯電話サービス事業者3社が発表した携帯電話加入者数は、中国移動6億4千万人、中国聯通1億9597万人、中の電信1億2300万人となっている。

 中国移動は11月、新たに543万人の携帯電話新規加入者を獲得、今年の新規加入者は6030万人に達した。このうち3Gは4801万人、11月だけで268万人増えた。

 同社は、このほど無線LAN事業戦略を発表。3G利用の拡大につれ、今後は発展重点の一部をWiMAXなど無線LANへ移す考えを示唆した。

 中国聯通は今年、スマートフォンの好調と低価格製品戦略により3G分野の展開が好調。11月まで3G利用者を新規に2247万人を増やして3653万に達した。年間新規加入者2500万人の目標実現は全く懸念なしという。

 同社は、12年にも1千-2千(約1万5千-3万円)の低価格製品戦略を貫くとし、一層のシェア拡大を狙う。

 中国電信も今年、3G分野で追い上げを強めていた。11月まで3G新規加入者2160万人を獲得、3Gの合計加入者は3335万人になった。




【記事引用】 「電波新聞/2011年12月22日(木)/2面)」


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