中国工業・情報化部(MITI)によると、2009年に中国で商用化された国内の第3世代(3G)携帯電話加入者数が昨年末で1億2842万になった。
年末時点の第2世代(2G)を含めた全加入者数は未発表だが、11年11月末では9億7500万だったため、中国の3G率は10%程度と予測される。
●4割がTD-SCDMA
3G加入の内訳は、TD-SCDMA方式の中の中国移動が5121万で、全体の40%を占める。
W-CDMA方式の中国聯通は4002万、CDMA2000EV-DO方式の中国電信は3719万。3G用の基地局は昨年末で合計3万4500局設置されている。
TD-SCDMA用が22万、WCDMAが26万9500、CDMA2000が32万4500という内訳になっている。
3Gネットワーク構築のための3社合計の投資額は4556億元(約5兆5300億円)という。中国では09年1月、3Gサービスが始まり、3年間で1億を突破したことになる。
【記事引用】 「電波新聞/2012年1月20日(金)/1面」