携帯電話業界ブログ

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インドの携帯電話加入件数、4月末で6億件 5カ月で1億件増

2010-06-06 | 市場動向/中国・インド



 インドの携帯電話加入件数が6億件を突破した。

 インド電気通信規制庁(TRAI)によると、加入件数は4月末時点で6億122万件となり、2009年11月末に5億件を超えてから5カ月で1億件を上乗せした。


●農村部で加入促進

 拡大する個人消費や通信会社の値下げ競争が、農村部を中心に新たな加入を促している。

 中国の加入件数は4月末で7億8650万件で、昨年12月末比の純増件数は3911万件。インドの同期間の純増件数は7607万件で、中国の1.9倍のペースで加入者を増やしている。

 4月単月のインドの月間純増件数は、1690万件。日本の4月末の加入件数は1億1271万件。料金競争が農村の低所得者層の加入を後押ししている。

 印夕夕財閥系でNTTドコモが26%出資する携帯5位夕夕・テレサービシズが09年6月に秒単位の課金制を導入、最大手の印バルティ・エアテルなども追随した。

 5月19日には、第3世代(3G)携帯サービスの通信会社を選定する入札も終了。

 各社は年内に、テレビ電話機能や動画の視聴などの新たなサービスを始める予定で、加入者に加えて、サービスの幅も広がる見通し。




【記事引用】 「日本経済新聞/2010年6月1日(火)/1面」


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