風の声

想いつくまま

土用の鰻と農薬被害

2022年07月24日 | 日記

一日遅れの土用の鰻が届く。

すでに焼いてあるとても高そうな鹿児島産の見事な鰻。さっそく頂くことに。さすがの絶品に舌鼓。感謝、感謝。

いつかこのブログにも書いた農薬のネオニコ被害。宍道湖に1994年を境にして、ウナギやワカサギが激減したことを調べた研究者によって、ネオニコ被害との関連が明らかになってきた。

ウンカやカメムシ退治の農薬ネオニコは脳神経を破壊する。農薬会社は「人体に入ってもニコチンと一緒で体内に残留しないから安全」という。だが、研究者がマウス実験でネオニコが残留し脳神経を破壊すること証明している。

そんな危険な農薬が毎日食べる米に残留しているのだから危ない。子どもたちの成長に与える被害はとても深刻で、脳神経を破壊し発達障害として生じる。日本と韓国の数値が7倍といったデータが出ている。

先進国は次々とネオニコの使用を禁止しているが、日本政府と韓国はいまだに使用を認めている。

日本ウナギの生息が北海道で確認されたと先日報道されていた。ウナギガ日本の川から激減したのは宍道湖と同じ1994年頃から。ネオニコが販売された年からだ。

国産の鰻のかば焼きが高値になってしまた背景にはそんな農薬被害がある。安倍菅政権9年間でゆがんでしまったメディア。飼いならされ権力に忖度するマスコミは報じることもしないで「ウナギの高騰」だけをニュースにする。

ウナギが棲める川を破壊したネオニコを禁止しない限り、天然鰻を食べれる土用はかえってこない。




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