風の声

想いつくまま

体操コーチの行為は暴力による支配だ

2018年09月07日 | 日記
百聞は一見にしかず。

昨日から放映されだした体操コーチの暴力映像。
暴力を協会パワハラにすり替えていたマスコミが変わってきた。

このコーチは1年前に、所属クラブから暴力問題で追放されていた。
ということは、暴力は相当深刻な状況にあったということだ。
協会は、5年前から暴力行為があったことを公表している。

指導され始めた小学生の頃から暴力が常態化していたということだ。

それなのに、記者会見で暴力をふるうコーチをかばった女子選手。

コーチと選手を共依存だと教育評論家の尾木さんが指摘されていた。
だが、共依存というよりも、暴力による支配関係だ。

マスコミはそんな危険な関係性には触れずに真逆を誇張する。
「信頼している選手からコーチを引き離すのはかわいそうだ」
そんな言葉と雰囲気で、体操協会幹部を批判していた。

とりわけ、TVのワイドショーの悪乗りは目に余るものがある。

ひどいのは「暴力をふるうのは情熱からだ」と暴力を擁護するものも。
「選手の危険行為を指摘するための暴力はあり」とうそぶいていた。

そんなマスコミの偏向ぶりも、暴力映像によって一変してきた。
女子選手がのけぞるほど平手打ちする映像はショッキングだ。

あれが、愛情ある指導だというなら体操そのものを禁止するしかない。

視聴率だけに走り、常軌を逸したTV局の姿勢はおかしい。


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