風の声

想いつくまま

「ラストストロー」の教え

2017年12月09日 | 日記
「ラストストロー」とは、最後の藁のこと。

いくら強いラクダであっても、背の荷物が限界にきていたら、
藁の一本を載せただけでラクダの背中が砕けてしまう。
という意味で故事にあるもの。

限界を超えたとき、ラストのわずか一本のストローに耐えられずにラクダは倒れてしまう。

人も同じで、些細な出来事や言葉と思えるものであっても、
心の限界にきている人にとっては、ラストストローとなって、心が折れてしまう。

心は弱くない、だけど強くもない。

無理して、荷を背負い込んではいけない。
先ずは、無理している自分に気づくこと。

そして、時に回り道をすることや、とっとと逃げ去ることこそが、
カッコいい選択だとイメージしておくことだ。

あの英雄ナポレオンであっても、やばいと判断したら、迷わずとっとと逃げた。
実は、カッコいい負け方を知る者ほど強い。

過重な荷さえ降ろしてしまえば、一本のストローは軽々だ。

















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