風の声

想いつくまま

強気の攻めに散ったスマイルシンデレラ

2019年08月18日 | 日記
スマイルシンデレラ渋野日向子の凱旋2戦目。

全英オープンの女王としてファンの期待が集まる。
連日の取材攻勢でガラッと変わった日々を過ごしての試合。
そんなプレッシャーの中を物ともしないような笑顔のプレー。

14アンダーでトップに3人が並んで最終ホールの渋野選手。
パーオンして上からの3メートルのバーディパット。
渋野らしくビビりもせず強気のパット。
だが、入らず2メートルオーバーしてしまう。
返しのパットも外し3パットのボギーとして優勝争いから脱落。

自滅したスマイルシンデレラ渋野に笑顔はなかった。
悔しさで引き締まった表情に決意がにじむ。

「何かがあるんでしょうね」
試合後、最終ホールのミスパットをそうコメントした渋野選手。
「全英女王」を背負う期待の重圧を感じているに違いない。
メンタルがプレーの8割を支配するゴルフ。
重圧を笑顔で突破したとき本物のスーパースターに花開く。
その紙一重の向こうとこっちのどちらに渋野選手は立つのか。

今日の悔しさが渋野日向子を更に強くする。

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