髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

日ハム ここに来て敵地で楽天に2連勝~加藤の力投で則本に投げ勝つ~

2017-08-26 23:19:10 | 北海道日本ハムファイターズ

8月26日【Game111/42-69-0】
東北楽天ゴールデンイーグルス 4-5 北海道日本ハムファイターズ
【勝】加藤(5勝5敗0S)【S】増井(4勝1敗19S)【負】則本(11勝5敗0S)
【本】オコエ 2号ソロ(9回・増井)
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圧倒的に対戦成績が悪かった楽天に敵地Koboパーク宮城で連勝をして、対戦成績を
5勝12敗とした日ハムですが、何と言ってもこの日の殊勲者は先発投手の加藤では
なかったかと思います。
初回には味方打線が幸先の良い連打で、現在三振王の則本から3得点の援護を受け
たのですが、得点自体が相手守備のミスを誘っての3得点は、ラッキーともいえる
滑り出しでしたね。

〈初回エラーと安打で出塁をした西川、松本を塁上において先制打を放った大谷〉


楽天にとっては立ちあがりに、先頭打者の西川を銀次のエラーで出塁を許し、落ち
着く暇もなく松本、大谷に連打を浴びて、中田のショートゴロを茂木がトンネルを
するという展開では、いかに好投手則本といえども動揺をするのは当然です。

何が何だか分からないうちの初回の得点でマウンドに立った加藤ですが、まさかの
3失点をしてしまい、波乱の幕開けとなってしまいました。
3失点目はレアードのエラーからの失点ですから、加藤にとっては則本投手よりも
気が楽だったとはいえ、8番西田をショートライナーに打ち取ったのは幸運でした。

その後の加藤は落ち着きを取り戻し、ストレートのキレも良く楽天打線を5回まで
追加点を許さない好投を見せます。



そのような好投を見せる加藤に対し、味方打線が応えてくれます。
5回表、先頭打者の西川がライトへの3塁打を放つと、続く松本もレフトへの2塁
打でなんなく則本投手から点を奪うと、大谷が倒れた後の中田のショートゴロを
茂木がまたしても1塁悪送球でこの回2点目を奪います。
この展開は、今季の日ハムが負け続けた「エラー絡みの失点」と同様でした。

守備には定評のあったショート茂木の、1試合2失策は信じられない出来事でした
が、2失策が中田の打席で起きたことは、茂木選手にとっても楽天ベンチにしても
悪夢の瞬間だったかも知れません。
きっと茂木選手の怪我は完治をしていないのかも知れないですね。

〈5回先頭打者の遥輝がライト線に3塁打を放ちます〉


〈松本剛選手は得点にからむ2安打の活躍でした〉


先発加藤投手は投球数こそ5回を投げて120球に達しましたが、8安打3失点は
上出来でした。
中継ぎには6回宮西、7回鍵谷、8回マーチンが無難に抑え、9回には増井が登板
をしますが、オコエにHRを打たれたのはいただけませんが、何とか1失点で切り
抜け今季苦手とする楽天に2連勝をしました。

最下位ロッテは、この日も首位SBに連勝をして5位日ハムとの差は縮まっていま
せんが、何とも不気味な存在になっています。
ここに来て下位に沈んでいる3チームが上位チームをいじめていますが、SBも息
切れ状態で楽天は怪我人が多く大失速ですから、西武が頑張れば2位浮上があるの
かもしれませんね。

明日は上沢と釜田との投げ合いですが、3連勝でホームのSB戦を迎えて欲しいです。



日ハム Koboパーク宮城で初勝利だったとは

2017-08-26 04:00:28 | 北海道日本ハムファイターズ

8月25日【Game110/41-69-0】
東北楽天ゴールデンイーグルス 3-5 北海道日本ハムファイターズ
【勝】増井 (4勝1敗18S)【負】久保 (2勝1敗0S)

選手もファンも疲れた一日だったと思います。
振り返れば日ハムは、敵地Koboパーク宮城では今季初勝利だったのですね。
長いトンネルを抜けたと言えますが、この所首位を転げ落ちて勝利に恵まれない楽天は
一時の勢いはなく、果たしてCSは大丈夫なのかと気になります。

日ハム先発の村田投手は、5回に味方打線が1-2から大谷のタイムリーで逆転をして
責任回数の5回を2失点で切り抜け、6回には宮西がバトンを受け取り、今季2勝目に手が
届いたかと思われたのですが、残念ながら鍵谷が7回にオコエにセンターオーバーの2塁
打を打たれる不運もあり、2勝目は持ち越しとなってしまいました。
中継ぎが宮西から鍵谷という変則的な繋ぎには、疑問を感じる所もありましたが、村田
投手にとっては「ツキ」がなかったと言えるでしょうし、5回を投げて4安打「97球」は
多過ぎですね。
せめて100球前後の投球数なら6回は投げ切り、後は後続投手に任せたなら、勝利投手は
転がり込んでいたと思います。
3-3と同点となった8回には通常の投手リレーでマーチンが登板し、先頭打者の銀次に
四球を与えますが続く3人を打ち取り、後を増井に託します。
増井は9回を3連続三振で味方打線の奮起を促しますが、延長に入った10回に大きな好機
が訪れます。
この回先頭打者の西川、松本は倒れますが、続く大谷、中田が連続四球で1,2塁とすると
5番レアードがタイムリー2塁打を放ち勝ち越しをします。

いつもであれば日ハムの攻撃はこれで終わるのですが、2死2,3塁で6番大田泰示は四球
を選ぶ粘りを見せ、続く代打の賢介が押し出しの四球で5-3としました。
今までは此の粘りがなかったからこそ、惜しいところでの負け試合が多かったのです。
10回の2得点は相手投手陣の乱調に助けられたとはいえ、4四球1安打で効率の良い得点
方法は、昨年までの日ハムの専売特許でした。

CSへの希望も立たれた状況下で日ハムのすべき仕事は、上位球団のいじめ役に徹して
優勝争いを面白くすることです。
梨田楽天の元気の無さは気にかかりますが、当面は宿敵SBを倒すことを目標にしてリーグ
を面白くしてほしいと思った試合でした。

なお、突如のメンドーサ投手の退団には驚きましたが、今年の投球ではやむを得ないと...。
来季はある程度実績のある勝てる外国人投手を入れて欲しいですね。
またレアードには是非ともHRkingを今年も獲って、来季も日ハムで頑張って欲しいです。