髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

日ハム 7度目の優勝を決めました

2016-09-28 22:00:32 | 北海道日本ハムファイターズ


9月28日【Game142/86-53-3】
埼玉西武ライオンズ 0-1 北海道日本ハムファイターズ
【勝】大谷(10-4-0)【負】菊池(12-7-0)

北海道日本ハムファイターズ優勝の瞬間&栗山監督インタビュー





待ちに待った今季優勝のマウンドには、この日絶対に勝つと熱い気持ちを心に秘め

た大谷修平が立っていました。

絶対的エースで陰の打のクリーンアップに成長を遂げ、「爆ぜる!」のキャッチフ

レーズを自ら成し遂げた大谷翔平は、まさに平成の怪物と言って良いでしょう。

優勝決定までは残り2試合となり、この日は絶対に勝たなくてはいけない試合にも

関わらず、9回を投げて1安打15奪三振での完封を成し遂げた右腕には、勝利後

の涙はありませんでした。

彼の眼にはこの次に訪れる札幌ドームでのCSを見据え、その後には日本一という

目標がしっかりと見えていたのでしょう。


今季はスタートは苦しい出だしとなり、春先のチーム状態を思い浮かべたなら、

AクラスはおろかBクラスで終わる予感さえしたものでした。

期待をしていた西川遥輝選手の打率は低迷し、昨年大活躍をした岡大海選手は怪我

での離脱が2度もあり、日ハムの核となる陽岱鋼選手も4月の楽天戦では、左足首

を痛めるハプニングに見舞われてしまい、暗雲立ち込めるスタートとなりました。

このような時には、不動の4番たる中田翔選手がチームリーダーとして活躍をしな

ければならないのは当然でしたが、プレッシャーに強いとは言えない彼も凡打を繰

り返し、むしろ下位で自由に打つレアードがHRを量産するチグハグな攻撃が目に

つきました。


そのようなチームをリードしたのがベテランの田中賢介選手と怪我から1軍復帰を

果たした陽岱鋼選手でした。

田中賢介選手は得点圏ではハイアベレージを残し、陽岱鋼選手も交流戦では好調な

打撃でチームの勝利に貢献をします。

しかし、交流戦に入っても首位SBの背中は遠退いて行く一方で、或るスポーツ紙

などはオールスター明けには「SBにマジックが点灯か?」との報道がされる始

末。


正直言ってこの交流戦が始まってもロッテに次いでの3位は変わらず、「今年も無

理なのか?」と諦めの気持ちが湧いてきましたが、6月19日の中日戦との交流戦

残り2試合から奇跡は始まったのです。

「奇跡の15連勝」の始まりです。

チーム新記録となるまさかの連勝は、あれよあれよという間にロッテを追い抜き

2位に浮上し、首位SBに追いすがっていきます。

いま考えれば岡選手の復帰も強い力となりましたが、レアードをはじめとする外人

勢の活躍と投手陣がようやく整備をされて、ミラクルといわれる好プレーも随所に

見られました。

また昨年は大敗を喫したSBへの苦手意識も消えて、チャレンジャーとしての挑戦

は王者SBを追い詰めて行きます。

当然に日ハムの連勝でSBの工藤監督も動揺をしたのか、投手リレーの失敗も目立

つようになりました。

僅差での争いは追う側よりも追われる側が絶対に不利といわれています。

この時期にはスポーツ紙には、過去の連勝記録が10以上であれば優勝の確率は

非常に高く、12連勝以上なら100%の確率で日ハムが勝つというデーターが出てい

ました。


この頃から北海道民も選手たちも「優勝」の二文字がちらついて来たと思います。

過去のブログでは「キツーイ一言」も書きましたが、なぜか今年の栗山監督はファ

ンの思いも汲み取り選手起用でも理想の形を作っていったように思います。

頑固さは消えずとも自らの主張より、周りのコーチ陣のアドバイスを聞き入れ、

はっきりとした決断をしますから、当然に選手もやる気が起こり運の流れをも呼び

込むようになりました。

要するに運を味方にしたのが栗山監督であり、次々と不運に見舞われたのが工藤監

督だったと言えます。

王者SBの今年の弱点は「選手の怪我」でしたが、日ハムも選手は満身創痍で昨年

は大活躍をした近藤健介選手は後半まではひざの故障に泣かされています。

違いは「若さ」であったように思います。

柳田選手は若いが余りにも主軸となっている選手はベテランが多く、上手さがあっ

ても体力の回復には時間がかかります。

王者としての唯一の弱点が出たからこそ、後半戦は苦戦を強いられたのでしょう。



まさにミラクル優勝ともいえる大逆転劇を演じた日ハムナインですが、まだ先には

CSがあり日本一を決める日本シリーズが待っています。

レギュラーシーズンで獅子奮迅の活躍をした大谷翔平選手と昨年の新人王だった有

原航平投手、そして今季社会人からD2位で入団をした加藤貴之投手と、今季新人

王候補として突如スポットライトを浴びた高梨裕稔投手、守護神から先発にまわり

大活躍をした増井浩俊投手がしっかりと抑えたなら、中継ぎ陣はしっかりと揃って

いますし、足首捻挫で休養を取っているマーチンも戻りますから、日本一を狙う

には十分に可能かと。

あとは中田翔の短期決戦での爆発力に期待をしましょう。

セリーグは順当であれば広島でしょうが、良い戦いは出来ると思いますね。

 


日ハム 優勝の喜びは繰越となりましたが

2016-09-28 00:14:08 | 北海道日本ハムファイターズ

日本ハムは優勝M1で足踏み、28日以降に持ち越し

打てないのだから勝てません。

こんなこともあります。


さあ今夜は岸投手を打ち崩して優勝*\(^o^)/*と捕らぬ狸の皮算用でお酒もアテ

も用意をしてTVの前に陣取りましたが(>_<)

初回に秋山に死球、次はホームランではすっかり意気消沈。

最悪のスターを切ってしまった吉川投手でした。



2012年に14勝をあげてMVP投手となって以降は、すっかりと影が薄れてしまった

事実は隠せませんが、駄目元でマウンドに送った首脳陣の期待をまたもや裏切るこ

とになりました。

先発が吉川投手と聞いて期待は20%不安は80%でしたが、まさに不安は的中して

しまいましたね。

何度も何度も吉川投手に関しての「運命(名前)の悪さ」は、当ブログで書いてい

ますが、今のままではいくら頑張っても先は見えてこないでしょう。

いくら努力をしても報われない時には、それなりの理由があるはずです。

先天的な障害を持って投手で頑張って成績を残している選手もいます。

また今年後半になって好成績を残している野手もいます。

健康面でも性格面でも欠陥がないのであれば、あとは「心」の問題なのか、それと

も野球選手には不向きなのか、本来その人が持つ運命に問題があるからでしょう。


今の時点であれこれ言っても仕方がないことですが、吉川投手はオフの期間が訪れ

た時に真剣に自分の運命がどのようになっているかを把握すべきでしょう。

それでなければ野球人生は、日ハムのみでなく間もなく終わってしまうような気が

します。


さて暗い話はここまでとして、明日には大谷投手が先発をして優勝をしてくれるで

しょう。投打に一年間頑張ったご褒美の日が明日訪れることを祈って、今夜はそろ

そろ寝ることとします。