髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

日ハムの沖縄キャンプ~大谷は活躍できるか

2013-02-08 02:20:16 | 北海道日本ハムファイターズ

田中賢介(メジャー移籍)、糸井嘉男、八木智哉(オリックス)が抜けた日ハムだが、沖縄でのキャンプを見る限りではオリックスから移籍をしてきた大引、赤田、木佐貫を得た日ハムにとっては、糸井が抜ける穴は大きいがかえって良かったのでは・・と思い始めてきた。

特に金子誠が手術あけで、果たして開幕当初から出場できるかが不安だっただけに、マックの守備位置を守れる大引が緊急移籍にかかわらず、日ハムナインに溶け込んでいるのを見て「大引の移籍は日ハムにとってはプラス材料」となるかも知れないと感じたからだ。

ただ、賢介が抜けたあとの内野陣は、西川、杉谷、中島の若手三人の過酷な争いが予想されるし、守備堅めならベテラン飯山もいる。
ここに大引と金子が加わるわけだから、ショートとセカンドのポジション争いはかなり厳しいものになるだろう。
そのような中、沖縄キャンプ(国頭村の二軍キャンプ)でスタートとなったマックは、手術後も順調とのレポートを聞いて一安心。
開幕に間に合うかどうかは微妙だが、彼流のユニークな言葉で「大丈夫」とのコメントを聞きたいものだ。
また小谷野も右肘の手術を昨年オフにしたが、こちらもマック同様に二軍キャンプで汗を流しているが、すでにバッテング練習を開始しているので開幕は大丈夫だろう。


二軍キャンプでは、やはりなんといっても注目の的は新入団の大谷翔平だが、彼のバッテング&投球フォームを見た野球解説者陣は絶賛とか。
確かに高校生離れをした体格と滑らかなフォームは、大物を感じさせる。
キャンプも第二クールに入り、新人にはそろそろ顎が上がる頃とも言えるが、紅白戦のあった昨日は高校生最後の卒業試験で花巻に帰郷とか。
キャンプでの疲れを岩手で癒して欲しい。

以前、このブログで大谷のメジャー挑戦は彼のためにはならないと入団前に書いたが(ドラフト目玉の大谷はメジャー挑戦へ)はっきり言って、日ハムに来て良かったと胸をなでおろすのは私だけではないだろう。
もしかしたらの話だが、怪我もなく順調に成長を重ねれば「飛んでもない怪物くん」の誕生を見れるかもしれないのだ。
テキサス・レンジャーズに昨年移籍をしたダルビッシュの入団時(2005)は、6月に初勝利をし5勝5敗で防御率は3.53 。高卒ルーキーとしては立派な数字だ。
大谷はそれを超える可能性を秘めている。
昨年はソフトバンクの高卒ルーキー武田翔太(宮崎日大高)が彗星のように現れ、七夕の7月7日に日ハム打線を6回1安打で初勝利し、あれよあれよといううちに8勝1敗の好成績を残したが、大谷投手(選手)も5月のセパ交流戦あたりに上にあがあれば、投打で大活躍という報道があるのかもしれない。
昨年の武田翔太が8勝なら、もしかしたら大谷は10勝もあるのではと身びいきな想像をするが、まずは焦らずに順調に伸びて欲しいものだ。

昨日の今年初めての紅白戦を見て、地元沖縄出身の糸数が今年は良さそうだ。
昨年は期待をされながら、出だしからつまずき不本意な成績に終わっただけに、今年への思い込みが充分感じられる投球だった。
イニングが少ないこともありまだ未知数だが、先発であれば体力が消耗する4~5回までをいかに低めにコントロールできるかだろう。
その他では乾、大塚豊、小樽北照出の植村が良かった。
バッターでは、やはりWBCを目指して早めの仕上げをしている、中田翔、陽ダイカン、稲葉篤紀はすでに出来上がっている状態だ。
とくに中田、陽は今年は大ブレークの予感がする。

内野ではHRを打った西川とシュアーなバッテングの今浪、そしてフリー打撃から右打ちを心がけていた岩舘が良かった。
岩館は二岡とともに、肝心な場面での代打に期待をしよう。
今年は今のところは各選手も怪我もなく順調なようなので、このままキャンプからオープン戦に突入して欲しいもの..........だ。