ブラームス：ヴァイオリン＆チェロのための二重協奏曲

我が子達のテキストにあるこの曲の３楽章・・・

何か・・「千と千尋の神隠し」に出てくるボイラー虫のテーマのような感じの曲です

にこのCDある・・・と聞くと

山積みになったCDの中から探して出してくれた

名演と言われているオイストラフとロストロポーヴィッチのソロでジョージ・セル指揮＝クリーヴランド管弦楽団のものだった

CDといい・・書物といい・・いつもながら何気にすっごいのを出してくれる

我が家専属の司書なのです

それにしても巨匠達の演奏は凄すぎる

他の楽章も素晴らしい

子供達はこの名演奏を聴いてどのように弾こうとするかが楽しみです

ステキな作品と素晴らしい演奏家のカップリングは強烈です

原稿依頼

７月に私達の区内に新しい大人のための図書館がオープンする

創刊する「図書館通信」の最初となるものに何か一言ってことで原稿依頼を頂いていた

期日ありの原稿なので本番へ向けて忙しくなりつつあるこの時期にお引き受けして私に出来るだろうか・・・って不安もあったけど、何とかなるだろうとお引き受けし

昨日病院行っての待ち時間の間・・・読む本も忘れ暇にしていたのでスケジュール帳の後ろのメモ欄に書き始めた

４００字程度と制限があるけど思いつくまま書き並べ数えてみると４７０字ある

同じ意味合いの短い言葉に変えたり、接続語でつなげたりして４３０まで減らし後はひとくくりとなる内容の文をカットしたらちょうどおさまるように出来た

清書し今朝FAXで送り一安心

希望にかなう文が書けたかどうかわからないけど・・・一応ノルマは果たした

頼まれ事はすぐに片付けないと気がすまない私・・・自分の事はかなり後回しでも平気なんだけど・・・

一安心した後のコーヒーは美味しいです

２人のアスリート達

息子は今週から朝練するからと・・・６時に起きてすぐ下の公園をスタート地点にし近所をジョギングしてひと汗かいている

一人なのかと思いきや・・・それに付き合う友人もいるらしい

まだ寝てる私の耳元で「ママ行ってくるから」・・・と言うのが聞こえる

夕方・・・他の子供がいなくなってからはサッカーの練習やキャッチボールの練習を３０分しに公園へ行く

本当に体を動かすのが好きなんだな～と我が子ながらその根性に感心する

学校でも今は毎日運動会の種目やリレー戦の練習

今日も２人を連れ整骨院で足の状態を診てもらう

娘は朝練とかはしないけど大の仲良しのお友達が自ら応援団長に立候補し応援するから頑張ってね・・・と言ってくれたのが嬉しかったようでやる気満々なのですいい関係です

いつの時代も女の子の方が元気でクラスをリードしてる

ここ最近の様子を見ても・・・息子はコツコツの努力型

娘は一発集中型でその集中力はいろんな場面で見られる

こんなに運動が好きな息子・・・中学校の部活は運動部が盛んに活動してるようなとこじゃないとストレスが溜まるだろう

公立は先生の移動があるのでに部活の様子がまるで違います

清々しい顔をして帰宅する息子が最近たくましく思えるのでした

２８日の日記

今日は月末で唯一教室がお休みの日

午前中は用事があり１０時前に出かけたけれど

お昼は以前から約束していた久しぶりに会う友人とランチした

以前から気になっていたこともあり今日は何か重大な話を聞かされるような気がしていた

今社会問題にもなっているパートナーからのDV・・・

もう・・修復できないとこまできてる感じだった

ひどすぎる話を聞いてとにかく子供連れて実家近いんだったら非難するように話した

どんな理由があるにしても無抵抗の女性に手をあげケガをさせるような男は最低だ母子家庭で苦労するかも知れないけど毎日ビクビクしながら同じ家の中の別々の部屋で暮らすより全然マシだと思う

子供を幼稚園から保育園へ転園させフルタイムで働き生活の基盤を作りつつあるらしいもう覚悟を決めてる表情だった

仲良くバーベキューなんてしたこともあっただけに何か残念だな～と思う

どうしてこんなことになっちゃったんだろう・・・と

父親が目の前で母親に手をあげ泣き叫ぶ姿を見なければいけない子供達の事が心配です

暴力は許されない事です

他人の私がどうすることも出来ない事だけど・・・

一日も早く落ち着ける場所を見つけて欲しいな～と祈るしかないのです

本質って・・・

人にはいろんな人がいる

人や物に関わらずブランド好きな人・・・

その人自身が好きなのではなく素晴らしい肩書きがあるからとか・・・

カッコイイ仕事をしてるからとか・・・

そういう人と友人である事に意義があると考える人・・・

クラシック音楽が本当に好きなわけでもなく演奏会などに足を運ぶ自分が好きで周囲からそういう目で見られたいという願望のある人・・・とか

地位や名誉のある人だとわかるとコロッと態度の変わる人

ホントにいます

でもそういう人ってちょっと遠くで見ているとすぐにわかります

そういう人だという事がわかってしまうとどんなに愛想よくすり寄ってきても私は表面的な付き合い以上はしたくないですいくらうわべだけ上品に装っていてもボロが出ます

背伸びばかりしてさぞかし疲れるだろうな～と思います

寂しいですそういう人

ドヴォルジャーク

これまでドヴォルジャークはあまり好きな作曲家じゃなかったけど・・・

チェコ物が得意なコバケンマエストロとご一緒出来るようになって気持が変わってきた

なぜなのか自分でもわからないけど・・・

近々別な指揮者でシンフォニーの８番を演奏するけど・・・

コバケンマエストロだったらここはこんな表情で振るだろうな～とか顔が浮かぶ

インパクトが強過ぎて頭から離れない

この８番シンフォニーは低弦が美味しいメロディーを奏でる部分が多い

３楽章のメロディーはとても有名ですが２楽章もステキです

イライラした時金欠の時・凹んだ時に・・・この２楽章を聴くとなぜか癒されて心安らかになったりする単純な私なのです

チェコフィルを振ることの多いコバケンマエストロの本場から運んできた空気が音楽に命をさらに吹き込むのかも知れません

チェコを知らない指揮者とは全然違うのです

何が違うのかって言われても・・・共演した人間にしかわからない感覚なのだと思うのです

やんちゃなK君

年中さんの男の子でおさらい会大丈夫かな～って子がいます

ドレミ・・ウン・・ドレミ・・って弾いてみよっか・・・と言っても鼻をほじって知らん顔

気が向けば上手くいく時もあるけど・・・１０分の１の確率

でも・・何とかお兄ちゃん達と一緒にちょっとでもいいから人前で弾く経験をさせたいと思うママと私・・・

あと・・ひと月で変化があるかな～

謎の会話は盛り上がりますが・・・弾く事になると・・・

でも・・１０分の１の１の確率にかけてみようと思うのです

K君

やんちゃなのはいいけど・・屋根の上に脱走は危ないのでやめようね

ママの寿命が縮まります

ケーキ大作戦

入室してちょうど１年が経つ年中さんのYちゃん

かなり最近お姉ちゃんになり集中力がついてきました

１回弾くごとに小さなケーキシールを貼り１０回目に特大ケーキシールを貼るというのが気に入ったようで毎回この作戦で次々に曲をクリアしてます

今日も４０分じゃ満足せずお姉ちゃんのレッスンになっても、「もっとレッスンした～い」・・と

最初の頃に比べたら別人です

そういえばお姉ちゃんも年中さんになった辺りからメキメキ上手くなり１年で３冊のテキストをクリアしたのもあるのでこの子もそうだろうか・・・とちょっと期待

おさらい会はお姉ちゃんに伴奏をつけてもらって右手のみの曲を弾きますが・・・伴奏が結講面倒で難しいのを選んでくれたのでお姉ちゃんは苦戦してます

体の大きさのあまり変わらない２年生の繊細なお姉ちゃんはソロの曲に妹の伴奏に中学生のお姉ちゃんとの連弾・・・と課題に大忙し

年中さんのYちゃんはそんなこととは知らず涼しい顔で弾いてるのです

みんな頑張れ

２６・２７日の日記

ここ最近ハードスケジュールでお風呂を出ると睡魔が

昨晩もちょっとだけ横になるつもりが気がつくと朝でした

でも・・いつもより早く寝ると６時前に目が覚めたりして気分はスッキリでした

今日のお昼は師匠門下のランチ会に行ってきました

話に夢中になっていたらあっという間に帰る時間

みんな慌てて会計をしたのでした

私はそのまま教室のレッスンへ

今日は６時には終わり帰宅すると息子が友達とトレーニングするから夕飯早くして・・・というので慌てて準備

息子のおかげで９時には子供達はすべての事が終わり私も早く落ち着けたのです

今週末は運動会リレー選手の２人はベストコンディションにするためにジョギングしたりお風呂上りに足を揉んだりとアスリートのように気をつけているみたい

表現種目もハリキッてるようで・・・２人してイベント好きみたいです

運動会当日は私は３０分位だけど役員の当番の仕事があるのですっごく早起きしてお弁当準備しないといけないです

この日は夕方から７月のオケの仕事の初めての指揮者入りですが・・・多分へばってると思うので次回から頑張ろうと思ってます

本当の譜読みって・・・

大人と子供では譜読みをして音楽になるまでのシステムがちょっと違う

大人の場合これまでの知識が優先して学校の音楽で習った階名のドレミ・・・が先に頭に浮かぶ

譜面の音符を見て階名が何かをまず判断し行動に移る

音に出す前にワンクッションがあるようです

でも子供は違い譜面を見てダイレクトに音にします

記号というか映像として認識していてその音を出すのです

階名で判断できる範囲は狭く・・・一つの音を拾い出してこの音は何の音・・・と聞いても階名で答えを要求するとモゾモゾ自信がなさそうにしますがじゃあ弾いてみてというとすぐにわかります

階名が答えられないのに譜面を見て弾くので不思議に思うかも知れませんが・・・そういうわけなのです

個人的に音楽教育を受けないで弾く子の譜面には階名がすべて書かれているのは階名に頼って音探しをしているので・・書かないと体の反射では弾けないのです

その音の階名が何というのかよりも、その音がイメージ出来て反射的に体が動く方がまずは重要と私は考えます
それがなければいくら譜面にある音符の階名がわかっていてもダイレクトに音にならないのです

階名読みは後から身につけられる部類のものですが・・・音感や体の反射というのは身につける時期の期限があるのです

その時期を逃すと努力によって身につけることはほぼ不可能だと思います

この反射能力がしっかりと身についてきたら階名読みを徹低するのもプラスになる事ですが、まだ不安定な時に階名にこだわらせると反射的な譜読みの力がつかなくなってしまいます

移動ド読みで教育を受けた私自身・・・調性によって固定ド読みでのシをミと読んだりソと読んだりして歌っていた事もあり、音の本質から考えると階名読みが何よりも重要とは考えにくいのです

私の名前は一応・・・圭子ですが・・・これが変わることがあったとしても私自身に変わりはないのと同じで・・・

階名で何かという事よりもその音自身の本質に関心を持って欲しい考えます

子供の脳と大人の脳とでは仕組みが違うので大人側の方法論を子供に押し付けてもいい結果が出るとは必ずしも言えないのです

なので・・・指導の方法も子供と大人では違うし

そういう事から思うと・・・私は子供に指導する方が向いてる気がしてます