圭子の音楽室

圭子の音楽レッスン日記&出来事

ケーキ大作戦

2008-05-27 23:18:32 | 圭子の音楽室
入室してちょうど1年が経つ年中さんのYちゃん

かなり最近お姉ちゃんになり集中力がついてきました

1回弾くごとに小さなケーキシールを貼り10回目に特大ケーキシールを貼るというのが気に入ったようで毎回この作戦で次々に曲をクリアしてます

今日も40分じゃ満足せずお姉ちゃんのレッスンになっても、「もっとレッスンした~い」・・と

最初の頃に比べたら別人です

そういえばお姉ちゃんも年中さんになった辺りからメキメキ上手くなり1年で3冊のテキストをクリアしたのもあるのでこの子もそうだろうか・・・とちょっと期待

おさらい会はお姉ちゃんに伴奏をつけてもらって右手のみの曲を弾きますが・・・伴奏が結講面倒で難しいのを選んでくれたのでお姉ちゃんは苦戦してます

体の大きさのあまり変わらない2年生の繊細なお姉ちゃんはソロの曲に妹の伴奏に中学生のお姉ちゃんとの連弾・・・と課題に大忙し

年中さんのYちゃんはそんなこととは知らず涼しい顔で弾いてるのです

みんな頑張れ

26・27日の日記

2008-05-27 23:02:58 | 日記
ここ最近ハードスケジュールでお風呂を出ると睡魔が

昨晩もちょっとだけ横になるつもりが気がつくと朝でした

でも・・いつもより早く寝ると6時前に目が覚めたりして気分はスッキリでした

今日のお昼は師匠門下のランチ会に行ってきました

話に夢中になっていたらあっという間に帰る時間

みんな慌てて会計をしたのでした

私はそのまま教室のレッスンへ

今日は6時には終わり帰宅すると息子が友達とトレーニングするから夕飯早くして・・・というので慌てて準備

息子のおかげで9時には子供達はすべての事が終わり私も早く落ち着けたのです

今週末は運動会リレー選手の2人はベストコンディションにするためにジョギングしたりお風呂上りに足を揉んだりとアスリートのように気をつけているみたい

表現種目もハリキッてるようで・・・2人してイベント好きみたいです

運動会当日は私は30分位だけど役員の当番の仕事があるのですっごく早起きしてお弁当準備しないといけないです

この日は夕方から7月のオケの仕事の初めての指揮者入りですが・・・多分へばってると思うので次回から頑張ろうと思ってます

本当の譜読みって・・・

2008-05-27 22:40:34 | 圭子の音楽室
大人と子供では譜読みをして音楽になるまでのシステムがちょっと違う

大人の場合これまでの知識が優先して学校の音楽で習った階名のドレミ・・・が先に頭に浮かぶ

譜面の音符を見て階名が何かをまず判断し行動に移る

音に出す前にワンクッションがあるようです

でも子供は違い譜面を見てダイレクトに音にします

記号というか映像として認識していてその音を出すのです

階名で判断できる範囲は狭く・・・一つの音を拾い出してこの音は何の音・・・と聞いても階名で答えを要求するとモゾモゾ自信がなさそうにしますがじゃあ弾いてみてというとすぐにわかります

階名が答えられないのに譜面を見て弾くので不思議に思うかも知れませんが・・・そういうわけなのです

個人的に音楽教育を受けないで弾く子の譜面には階名がすべて書かれているのは階名に頼って音探しをしているので・・書かないと体の反射では弾けないのです

その音の階名が何というのかよりも、その音がイメージ出来て反射的に体が動く方がまずは重要と私は考えます
それがなければいくら譜面にある音符の階名がわかっていてもダイレクトに音にならないのです

階名読みは後から身につけられる部類のものですが・・・音感や体の反射というのは身につける時期の期限があるのです

その時期を逃すと努力によって身につけることはほぼ不可能だと思います

この反射能力がしっかりと身についてきたら階名読みを徹低するのもプラスになる事ですが、まだ不安定な時に階名にこだわらせると反射的な譜読みの力がつかなくなってしまいます

移動ド読みで教育を受けた私自身・・・調性によって固定ド読みでのシをミと読んだりソと読んだりして歌っていた事もあり、音の本質から考えると階名読みが何よりも重要とは考えにくいのです

私の名前は一応・・・圭子ですが・・・これが変わることがあったとしても私自身に変わりはないのと同じで・・・

階名で何かという事よりもその音自身の本質に関心を持って欲しい考えます

子供の脳と大人の脳とでは仕組みが違うので大人側の方法論を子供に押し付けてもいい結果が出るとは必ずしも言えないのです

なので・・・指導の方法も子供と大人では違うし

そういう事から思うと・・・私は子供に指導する方が向いてる気がしてます




お友達になる事

2008-05-27 14:06:34 | 圭子の音楽室
先月と今月からとヴァイオリンをスタートした子供達

4歳と5歳の女の子

レッスンの時に「このヴァイオリンは何歳だろうね」・・・と楽器の中を覗いてみると

2003年製と2004年製・・・

偶然にも4歳の子の楽器は4年目・・・5歳の子のは5年目だったのです

4歳のMちゃんに「同じ4歳だよ~」・・・と言いヴァイオリンを向けて「よろしくお願いします」・・とヴァイオリンにペコリとお辞儀をさせると・・・

照れ笑いしながら「Mちゃんもよろしく・・・」・・・と

Mちゃんもまだどうやったらいいかわからないし・・ヴァイオリンもMちゃん落としたりしないかな~とか大丈夫かな~って心配に思ってるから早くお友達になって仲良しになろうね
・・と話した

毎日練習する習慣をつけさせるためのお話で・・・
ケースはヴァイオリンのベットでMちゃんもお外遊びにも行けなくてずっと寝てなさいって言われたら嫌でしょ

ヴァイオリンもずっとケースの中に寝かされたままじゃすごく嫌だから毎日ケースから出して弾いてあげようねそして弾いた後はキレイにしてして休ませてあげようね・・・と言うと

真剣な顔で聞いていた

自分と同じに歳を重ねていくというのは子供にとってすごく身近に感じるみたい

「先生~ヴァイオリンはご飯食べないの」・・・と聞くので「Mちゃんがしっかり食べたらヴァイオリン練習する時にMちゃんからもらえるから食べなくてもいいんだよ~お菓子ばかりだとヴァイオリンも元気なくなるからご飯をしっかり食べようね~」・・・と話した

上手く弾けなくてイライラする時はヴァイオリンもイライラするけど頑張ってくれてるから一緒に頑張るんだよ・・・と話すと

「わかった」・・・と張り切るのでした

子供は素直です