荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

格好良いおばさんの巻。

2013年03月28日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
若い頃は年上女性嗜好でありました。

18・19歳の頃のガキからすりゃ24・25歳のオンナはたまらなく大人の女性に見えたものです。

悪友とも『オンナの一番良い頃って年下オトコからしても年上オトコからしても、24・25歳位が魅力なんだろうなぁ』と意味のない会議を開いた事もあります。

実際、こんなおじさんに成り果てた現在でも、24・25歳のオンナはド真ん中のストライク。

僕にはまことに先見の明があった事になります。



電車に乗って女性誌広告をぼんやり眺めておりますと面白いですな。

とにかく、あの手この手で消費世界に引き込もうと煽りまくります。

そんな中、昔に比べますと【可愛い】というよりは【格好良い】というワードが増えた様な気がします。

今時では【可愛い】では商売にならないんですかね。

では、街を眺めていて、格好良いオンナが歩っているかと申しますと、さに非ず。

【可愛いコ】や【きれいなコ】や【スタイルの良いコ】は、たくさんいます。

勿論、僕なんかを相手にしてくれそうもないレベルのコだって結構な人数が歩ってます。

ですが、やはり格好良いオンナはいないのです。

ましてや、格好良いおばさんなんて絶対にいません。

確かに、欧米には格好良いおばさんがいます。

僕自身、この眼で見てもおります。

しかし、それはニッポン人という敗戦国民のフィルターを通した目線でしかありません。

僕を含めた愚民共は白人のやる事ぁ、ぜーんぶ格好良いと思っておりますから。

そういったコンプレックスが、いないはずの格好良いニッポン人のおばさんを実体化してしまうのでしょう。

『いるいる』と思えば、お化けだって見えてしまう訳ですな。

夏木マリだの萬田久子だのは、格好良いおばさんのアイコンになったに過ぎません。

まぁ、そもそもババアへの興味は皆無ですからな。

とはいえ、真木よう子が10年後どうなっているかは楽しみです。



たまりませんな。