お産・育児ママネットワーク パム

皆様の周産期医療・産科医療に関するご要望、ご意見をお聞かせください。合わせて私達の活動記録です。

妊婦検診呼び掛け 上田の母親グループ

2008-01-03 01:10:04 | お知らせ
信濃毎日新聞 2008年1月1日朝刊 東北信版 掲載記事

妊婦検診呼び掛け 上田の母親グループ
独自に出産サポート活動 産後の相談相手も

上田市の母親らでつくるグループ「パム」(横関結希子代表)は近く、妊婦に健診を呼び掛けたり、出産直後の母親の相談に乗ったりする活動を始める。
 国立病院機構長野病院(同市)の産科医引き揚げ問題など産科医療をめぐる状況が厳しさを増す中、お産を地域で支え合うことを目指し「母親たちができること」から取り組もうと検討している。
妊婦検診は通常、妊娠中に15回ほどで、血液や尿の検査、超音波検査で出産時に危険がないかを確認する。市産婦人科医会会長で開業医の宮下尚夫さんによると、検診を受けずに来院する「飛び込み出産」もあり、リスクが大きいという。
 パムは、これらを伝えるチラシを作って市内の薬局に置くほか、妊婦に直接配布を計画。上田市薬剤師会に協力を依頼する。手始めに13日は市が開く成人式の会場2ヵ所で、女性たちに将来への備えを呼び掛ける。
 体力的、精神的に負担の大きい産じょく期(お産直後)の支援は、母子で一週間ほど宿泊し保育士らのアドバイスを受ける「出産育児支援室」や、助産師らが自宅を訪れ育児相談に乗る「産じょくヘルパー」の制度を設けている。パムはホームページで紹介するとともに、出産直後の母親達が気軽に日常的に相談できる相手になり、不安解消につなげるなど、独自のサポート活動を模索していく。


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私達パムは、12月21日(金)上小地域医療対策協議会で、「私たち母ができること」で提案させていただきいました→提出資料
 できるころから、実行に移して行きたいと考えております。
なお、これらの事項は、パムとして現在検討中の「今、私たちができることです」
まだ、予算面など検討課題は多々ありますが、皆様のご意見・ご希望などをうかがいながら、実現に向けて活動していきたいと思います。
今後とも、よろしくお願い致します。

(提案資料内容)

1221 会議資料 出産育児ママネットワークパム
     URL http://blog.goo.ne.jp/keep-s
こんな上田地域を私たちは望み、活動を続けていきたい。
「母であるからこそ自分達が大切にしなければいけないこと声に出したい」
『良かったって思えるお産をこどもたちにもつなげたい』

平成19年12月20日 POP UP MoM
代表 横関 結希子
私たちお産育児ママネットワークグループ「POP UP MOM」通称(パム)は、上田地域の産科医療の充実を願うとともに、全国リレーの「どうする日本のお産in 長野」を昨年主催し、それらの活動を通して、”母であるからこそ自分達が大切にしなければならないこと・出来る事が” が明確になりました。
「今だからこそ、その思いを声に上げる事と同時に、小さなできることから実行する」現在私たちができそうなことを掲げてみました。
(声を上げたい内容)
生活自体が、分娩にそしてその後の育児につながっています。
まずは、私たちができそうなことから優先にあげてみました。
1. 定期妊婦検診の勧めと体つくりの声上げ
妊娠し出産までに大切な命をお腹で育てている責任として やらなければならないこと
赤ちゃんを将来 宿し産み育てることに相応しい身体と心づくり
2. 産褥ヘルパーや、ゆりかご施設告知
3. 各病院の分娩予約状況の公開協力(インターネット・携帯から)


(具体的に)
1、定期妊婦検診の進めと体つくりの声上げについてできること
( 2,産褥ヘルパーや、ゆりかご施設告知も含め)
↓ の関連記事の宮下会長のメッセージを受け、私たちのできることを考えました。
信州民報2007/12 月9 日( 日) 掲載記事
長野病院の全産科医派遣の昭和大、引き揚げ方針
上田市産婦人科医会・宮下会長
安心安全のお産のため「前向きに取り組んでいく」
宮下院長は「それには産科が異常を早く発見する努力と、早く頼むことが必要」と
し、「妊産婦らは検診を早くしっかり受けてほしい」と市民の協力も仰いだ。
産科医の先生たちが「地域のお産は地域で守る」とおっしゃって頂けたことは、ありがたいことであり、心強いことです。だからこそ、今私たちが気をつけ、できる小さなことがあることを女性たちに伝えたい→宿し産み育てることに相応しい身体と心づくりについて以下を推進していきたい。
● 「命を宿した私達の責任として、妊婦検診は必ず定期的にいこう」
● 「産婦人科のかかりつけ医を持とう」これらを伝えていく
その手段として、
◆薬剤師会らとタイアップし、それぞれの薬局やドラックストアの「妊娠検査薬キッド」売り場や、商品にメッセージカードでそれらを伝えられないか
* 詳しい情報は、携帯( モブログ) から見られるように進める(QR コードより)
URL http://blog.goo.ne.jp/areakeep-s
( 検討課題)薬剤師会会員の方に相談したところ、協力していきたいが、個々の薬局を当たるということでなく、上田市産婦人科医会からの依頼を出してもらえれば、薬剤医師会として、統一の動きができる。医療チームの仲間としても動いていける。との回答。ぜひ、上田市産婦人科医会の賛同をいただきたい。( 先生方からのメッセージも掲載
したい)

◆ 成人式の出席者に( 配布物) を渡す。
「~わたしたち母からのメッセージ~将来家族を持つだろう 皆さん」
・自分の体を大事にしよう。
・親から大事にここまで育ててもらい、今ここに成人を迎えたすばらしいみなさん、将来は、今度は皆さんが立派な親となっていくのだと期待します。
今さまざまなお医者様不足の報道がされ、みなさんも不安だと思います。
今の時だからこそ、今自分ができることを実行し、自分の体をしっかり守ってください。
大事にしてください。内容はまだまだ検討中。
( 検討課題)成人式の配布物としては私的団体なので難しいかも。会場の外で手渡ししながらお渡しすることも検討できる。
1221 会議資料 出産育児ママネットワークパム

3,各病院の分娩予約状況の公開協力できること( インターネット・携帯から)
上田地区の現状の中「妊娠するにも勇気が必要」と言っているプレママに会いました。
その通りだと胸に落ちました。今妊娠し、一番不安に思っているお母さん達に少しでも情
報を提供したい。そこで、各病院の分娩予約状況を公開したらと考えます。
* 分娩予約情報は、インターネット・携帯( モブログ) から見られるように進める
(QR コードより)
URL http://blog.goo.ne.jp/areakeep-s
( 検討課題) 各医療機関から、分娩予約状況を知らせていただけるか
◆一週間単位(月曜日)あたりに、ファックスで送ってもらえないか
◆ あわせて、医療従事者の皆様からのメッセージや、さまざまな現状
を知らせることが可能か
* 一番の目的は、今お産や妊娠に向かっていく女性に少しでも不安を取り除いて
もらいたい それが目的です。(安心の提供)
これまでの述べた以外にも、母たちとしてサポートできることはないかを検討し
ています。退院後、市のサポート制度( 産褥ヘルパーや産後支援施設ゆりかご) があることを広める。それらの充実により、正常分娩の場合、経過がよい場合に限り、入院を短縮することも可能ではないか( 床数増確保)。また、お母さんたちの不安の軽減や子育て支援のために母たちとしてサポートしていく体制( ママサポート)を、パムとして検討中です。
・もっと、気軽に使える「ママサポート」の導入と検証
全国で存在する「ママサポート」を参考にし、産後家庭に帰った場合、ある一定期間まで支援する体制作り。( 命を地域で守る)
* 助産師が必要とした場合( 産褥訪問)
* 家事・サポートが必要とした場合( ママサポート) 実費
← たとえば、ファミリーサポートセンターや、
シルバー人材センターとの連携


これらの事項は、パムとして現在検討中の「今、私たちができることです」
まだ、予算面など検討課題は多々ありますが、皆様のご意見・ご希望などを
うかがいながら、実現に向けて活動していきたいと思います。
今後とも、よろしくお願い致します。。




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3 コメント

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Unknown (あんこだま)
2008-01-05 22:24:41
今私達母親からできることって何。。。
そう考えて、動く。
当たり前だけど、困難なことも多いと思います。
でも素晴らしいな、素敵だなと思いました。

私も4月には上田に引越しが決まりそうです。
その時にはご一緒に上田市のお産について考えたいです。
よろしくお願いします。
返信する
ありがとう (まるsun 管理人)
2008-01-08 22:55:30
あんこだまさん

嬉しいコメントありがとうございます。
「小さくてもいい、できることから確実に動きたい」そう思って新しい年を迎えました。
本日、上田市産婦人科医会・宮下会長に連絡を取り、快く私達の動きを受け止めてくださったように感じました。23日にはお会いし、先生お考えをお聞きし、アドバイスをいただきながら私達ができることを探していこうと思っています。
今は、成人式の配布物の書類の作成をしています。

ぜひ、上田にきたらお声をかけてくださいね。
母の仲間が待っています。


返信する
Unknown (あんこだま)
2008-01-21 22:59:01
住みやすい町を作るって、
住む人一人一人が動き、感じ、変わることかなあって思っています。

だからパムさんに共感します。

みんながみんな共感することは例え難しくとも、
100パーセント結果は沿わなくても、
必ず街は変わると思います。
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