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皆様の周産期医療・産科医療に関するご要望、ご意見をお聞かせください。合わせて私達の活動記録です。

産科・小児科医師不足の対策探る 県検討会初会合

2006-11-07 12:53:43 | 長野県の産科医不足 記事
10月1日「どうする日本のお産in長野」を無事開催できました。ありがとうございました。
開催にあったてのご挨拶
お礼

信濃毎日新聞 朝刊11月3日掲載記事 in

産科・小児科医師不足の対策探る 県検討会初会合

県は2日、産科・小児科の医師不足対策を話し合う「県産科・小児科医療対策検討会」の初会合を松本市内で開いた。病院と診療所の連携、地域の拠点病院への医師の重点配置など、県内の実情に応じた医療体制をまとめ、来年3月をめどに県に報告する。

 委員を委嘱した産科・小児科医15人のうち12人が出席。信大医学部(松本市)の金井誠委員は、県内で分娩(ぶんべん)を扱う病院が最近5年間で23施設、過去1年間で11施設減ったと指摘し、「医療体制は崩壊の危機にあり、地域で体力のある中核的な病院に集約することも検討すべきだ」と述べた。

 飯田市立病院(飯田市)の山崎輝行委員は、飯田下伊那地方で今年から、妊娠中の検診は診療所と役割分担し、出産は同病院で行う「産科連携システム」が始まったことを説明。同病院での出産の件数が昨年の2倍以上に増加、検診などの外来患者が減るなど診療所との連携が進んでいる―と話した。

 他の委員からは「女性医師が出産後も働ける環境整備が必要」「麻酔科医の不足も深刻だ」といった指摘が出された。

 検討会は、小児科、産科の医師を地域拠点病院などに集約するとした厚生労働省の方針を受け設置。今後は産科と小児科の2分科会を設けて議論する。会長に就任した信大医学部の小西郁生教授は「地域に合ったベストな対策が出せるよう知恵を出し合いたい」と話した。


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以上記事より 



詳しくは
「ある産婦人科医のひとりごと」を立ち上げている熱心な産科医の先生のブログをご覧ください。そして、先生いつも先生トラックバックありがとうございます。
=産科・小児科で集約化の是非など検討がスタート(医療タイムス社)より=http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/2006/11/post_cd85.html

県全体でそれぞれの地域にあった対策を住民とともに見つけ出し、智恵を出しあい私たち母ができることをそこからも見つけ出し、ともによりよい産科医療体制が整備されていることを心から望みます。

先日8歳の子供に聞かれました。
「お母さんいつまでお産のことやっているの?」
「それはね。あなたが赤ちゃんを産むときまでだよ」って答えました。
時間がかかる長い道のりだとも思いますが、県が「県産科・小児科医療対策検討会」を立ち上げてくださったこと、そして大変お忙しい中、そこにご参加されている先生方に心から感謝と希望を感じます。   
  
  ブログ担当 斉藤

コメント
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