鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

車の安全(ワゴン車)

2005年09月13日 | Weblog
また高速道路でワゴン車が横転事故を起こしている。

 この事故の場合は、居眠りトラック?から追突されての事故なのでワゴン車のドライバー側には責任はないのかもしれない。
 しかし、ぶつけられた車がワゴン車ではなくてセダンで、全員がシートベルトをしていればこのような死亡事故にはならなかったかもしれない。

ここでの問題は、(ぶつけたトラックのことは置いといて・・・)
1)ワゴン車は横転しやすい
2)横転した車からは車外に投げ出されやすい

という2点。

まずは1)について。

 私も背の高いミニバンに乗っているので分かるが、正直に言うと高速の運転は怖い。
 車幅よりも車高が高いので安定性が悪く、何かあったら横転するのでは?という不安が常にある。
 最近は車の衝突安全性は向上しているようだが、背の高い車の横転事故についてもそろそろ対策を取るべきではないだろうか?
 たとえば、時速80kmで走行中、どのような急ハンドル操作をしても決して横転しないようにするとか。あるいは、車幅と車高の比率を一定以下に抑制したり、車体の重心位置を一定の高さ以上にしてはならないとの規定を作ったり。
 事故を防止するためには車を作る側や車両基準を制定する側にもまだまだやるべきことがあるような気がする。

2)について
この解決策は簡単で、少なくとも高速道路では必ず乗車する全員がシートベルトを締めるように法律を改正すれば済む話。確かドイツでは乗車する全員がシートベルトをしなければならない規定になっていたと思う。
 これだけ高速道路での車外投げ出され事故が起きているのに、なぜ規制されないのだろうか?
 個人的に邪推すると、偉い官僚や議員の先生たちは、黒塗り車の後席に乗る時にシートベルトなどはしたくないから?なんて思ったりする。こんなしょーもない疑念が出ないように早急に(高速だけでも)シートベルト規制をしてもらいたいもんです。

p.s.
もちろん、うちの車では一般道を含めて車に乗る全員にシートベルトをさせます。
横転して車外に投げ出されて車に踏み潰されて天国で後悔しても遅いですから。

万博帰りのワゴン車追突され横転、小2死亡 名神高速
2005年09月11日12時28分

 11日午前2時15分ごろ、大阪府高槻市上土室6丁目の名神高速道路下り線で、5人乗りのワゴン車がトラックに追突され、弾みで隣の車線の乗用車に衝突して横転した。ワゴン車の後部座席に乗っていた兵庫県西宮市枝川町、小学2年生西前嘉大郎さん(7)が頭部を強打して死亡、母親の珠美さん(39)らワゴン車と乗用車の計9人が重軽傷を負った。府警は、トラックの運転手を業務上過失傷害容疑で現行犯逮捕し、容疑を同致死傷に切り替えて捜査している。

 高速道路交通警察隊によると、トラックの運転手は同府高槻市日吉台二番町の川瀬圭容疑者(34)。珠美さんは嘉大郎さんを連れ、勤め先の福祉施設の同僚3人と愛知万博(愛・地球博)に行った帰りだった。

 調べでは、現場は片側3車線の直線道路。ワゴン車は中央の車線を走行中に川瀬容疑者のトラックに追突され、追い越し車線を走っていた5人乗りの乗用車の左側面にぶつかった後、横転した。嘉大郎さんと珠美さんが車外に投げ出され、珠美さんは頭部に重傷を負った。ワゴン車を運転していた女性(33)ら珠美さんの同僚3人と乗用車の5人は軽傷。

 川瀬容疑者は「気づいた時はぶつかっていた」と供述しており、高速隊は同容疑者が前方をよく見ていなかった疑いがあるとみている。