鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

うがい

2009年05月06日 | Weblog
昔から、日本では風邪になると、風邪を予防するために「うがい」をしましょうということが言われてきた。

しかしながら、インフルエンザに関しては、うがいはほとんど効果がない。
そもそも、諸外国でもインフルエンザに対してうがいを勧めている国はなく、うがいというのは日本特有の習慣らしい。

インフルエンザウィルスが人体に感染する経路としては、
・空気中の飛沫を吸引して鼻や喉の粘膜からウィルスが侵入
・ウィルスの付着した場所を触った手で顔を触ることにより、目や鼻や口の粘膜からウィルスが侵入
がある。

うがいで洗われるのは口の中の入り口付近のみであり、たとえヨウ素系のうがい薬(イソジンなど)を使っても、
・感染力の強いインフルエンザウィルスが口に入った直後(10分くらいの間)に
・他の経路からのウィルス侵入がなく
・うがいをすることによりウィルスがすべて洗い流される
という条件の時のみに効果があるかもしれない。

うがいをするくらいなら、その時間を使って手洗いを丁寧にした方がはるかに良い。