鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

武蔵小杉

2006年02月08日 | Weblog
今度は武蔵小杉(我ながら、見に行く場所に節操がないですね)

ザ・コスギタワー

武蔵小杉という(立地やブランドや利便性で)中途半端なロケーションにも関わらず、タワーマンションがボコボコと建つらしい。
場所は、東横線武蔵小杉駅の南東部分で、工場跡地や企業の遊休地が再開発されている。
50階クラスのタワーが5棟、それ以外にも28階建てと13階建ての分譲・賃貸で、総計15000人の居住が計画されている。駅に一番近い区画では、三井不動産が高層分譲(ツインタワー)を建てる予定があるが価格等の詳細はまだ不明。

今回見に行ったのは、再開発地域の最南端に位置するザ・コスギタワー(普通に変換すると「雑魚過ぎタワー」になってしまう。。。)。
デベロッパーは東京建物と伊藤忠。新規物件の中では駅から一番遠い。

再開発地域の一番南に位置しているため、南側に面する部屋は視界を遮るものがなく眺望は確保されている。とはいっても南側に見るべきものがあるわけでもなく、住宅地や工場が遠くまで広がっているだけ。
東面は、250mくらい離れたところに同じくらいの高さのNECのオフィスビルが建っている。ただし、ビルの側面を見る形になるので、お見合いではない。東面からは多摩川が見える。
一方、西面には13階建ての賃貸マンションが建つらしいが、それ以上の高さになると眺望が開ける。西面からは丹沢や富士山も見えるらしい。北側はエレベータなどがあるため部屋はあまりない。北側には鹿島が高層賃貸を2棟建てるらしいが、距離感は不明。

で、この物件のメリット、デメリットは・・・

■メリット
・周囲に首都高やヘリポートやゴミ焼却場がない(湾岸物件との比較です)。
・東側と西側については3LDKの部屋が多い(低層から高層まで満遍なく分布している)→選択肢が広い
・駐車場料金が東京湾岸やみなとみらいよりも月1万くらい安い
・キッチンにはトーヨーキッチン採用(ジーマテックと同様の高級品とみなされているらしい;トステムとは関係ない)。

■デメリット
・新幹線の線路が近くを通っている。
・サッシがペアガラスではない
・外廊下
・リビングにエアコンがついていない
・マンションの外廊下の内側の空間(分かりにくいかもしれないが、タワーマンションをちくわが立っていると考えた場合のちくわの穴の内側)に無理矢理タワーパーキングを仕込んである。タワーの内側空間にパーキングを仕込むやり方はみなとみらいの2つの物件でもあったが2件とも内廊下だった。ここの場合、玄関ドアを開けて廊下に出ると目の前にタワーパーキングが立ちはだかる。タワーパーキングの作動音はどうなるのだろうか?
・運動をするためのマシンジムが設置されていない。
・レンジフードが同時給排気式ではない
・90m2未満の部屋は風呂のサイズが小さい(80m2クラスの3LDKでも1418サイズ)
・入居時期が6月という中途半端な時期(学期の途中で子供を転校させる必要がある)

一番気になるのは、デメリットで一番下に挙げたもの。他の物件はほとんどが3月またはそれに近い時期の入居だった。