鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

住宅その2

2005年05月19日 | Weblog
今日の鉄火場は爆上げ。

ついてない時はこんなもんです。。。。。(泣

しかし、相変わらずIPOは当たらんなぁ・・・


とりあえず、家を建てる際の知識第二段です。
一部推測が含まれているため、参考程度に見て下さい。

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2. 設計(基礎、間取り、プランニング)

2.1 誰に設計を頼むのか?
 一般に、住宅を新築する場合には工務店や住宅メーカーに設計施工一式で請負契約するケースが多い。この場合、設計と施工は一体のものとして工事は進んでいく。
 住宅メーカーに頼む場合には設計を外注するのは困難であろうが、工務店に頼む場合には、設計と施工を分けるということも考えられる。
 この場合、設計は専門の設計事務所に頼み、そこで建築士の先生に構造や意匠、間取り等の設計をやってもらうとともに、施工監理もお願いすることになる。

 工務店に一括発注せずに、面倒な手間のかかる分離発注をする意義は、設計と施工の分離による発注者利益の最大化にある。
 設計と施工・監理を一つのところに頼む場合、どうしても作る側の理屈で建設が進むことがある。たとえば、発注者がこだわりたい材料や間取りをお願いしても、逆に工務店に標準品で行くように説得されたりすることがある(本当の理由は、普段使っていない材料だから面倒、工期が遅れるといったものなのだが)。分離発注にはこのような不利益を回避するという意味がある。
 設計事務所は、いわば発注者の代理人として工務店との交渉や施工監理を行うため、建築に関しては素人である発注者がカモにされる、というと言いすぎだが、無知につけこんで施工者の都合のよい材料や設備を使ったり、といったことを防げると同時に、住宅の欠陥を未然に防ぐという効果がある。

 では、分離発注をした場合に問題はないのか?というと、なかなか難しい面があるのも事実。
 ①どうやって設計事務所を見つけるのか?
 ②設計事務所を入れることに工務店が納得するのか?

①設計事務所を見つけるのが難しいのは事実。まず、一戸建てについて経験のある事務所で、かつ、顧客第一で考えてくれるところをどのように見つけるのか?
 建築士は設計の専門家であると同時に「芸術家」的な側面もあり、どうしても自分の独自性を出そうとして妙な(奇抜な)設計を志向するケースがある。この手の奇抜建築が好きな人はいいのだが、そうでない人は一般的な建築を喜んでやってくれるような建築士を探さなくてはいけない。しかしながら、そのような人たちは住宅雑誌などには出てこない・・・
こればかりは、人伝で探すしかないのかもしれない。

②また、頭の固い、あ、いや、昔気質の工務店の場合には設計者を入れることを嫌がるケースがある。これも工務店にそれとなく打診してみて、設計士が入ることを受け入れるようなところかを探る必要があるかもしれない。