お盆が過ぎても暑さは続く 2023/08/19（土）

お盆が過ぎても暑さは続く。

雨が降らないので雑草が出て来ない。除草作業なし。

畑作業は水やりくらい。

暇なので、早朝、朝、昼の散歩で体調を整えつつ、一日を過ごす。

前の話しになるが、残念だがなでしこJapanは敗退した。ちょうど、帰省した弟を交えた夕食時間だったので、テレビの終わりのところしか見なかったが残念だった。小柄だがプレーのスピードと正確性で大きな相手をほんろうする場面が何度もあった。これからも、なでしこJapanの持ち味を伸ばして世界へ挑戦してほしい。

バスケットボールのワールドカップもあるということで、前哨戦のテレビで放送をしていた。アメリカの大学生の富永選手のプレーに魅了された。従来の日本にはいなかった技巧派選手だと思う。昔、第一号NBAドリームチームのメンバーだったクリス・マリン（みなさん知らないと思うけど）という選手を思い出した。怪獣のような圧倒的なパワーとスピードを持つ強豪国に対して、富永選手の技巧派を持って挑むのは、今までの日本にはなかったスタイルだと思う。今日午後、かなり格上のスロベニアとの対抗戦があるのでテレビ観戦を楽しもう。

お盆に大阪の弟がやってきた。8月12日（土）、二人で金沢蓄音器館へ見学に行ってきた。

糸魚川インターから金沢森本インターまで休憩をしながら順調に進み、予定通り10時に現地へ到着した。混雑を予想していたが、あまりの暑さのためか人出は割と少なかった。それにしても、異常な暑さだった。

10時開館に合わせて入館した。見物人は我々を含めて10人くらいだった。

フロアに入ると、案内係のおじさんが展示してある蓄音器やSPレコードのことをいろいろと説明をしてくれた。

11時から蓄音器の実演聴き比べが行われた。

私は蓄音器のことをまったく知らない。よく拝見するblogで、蓄音器の記事を見て一度は聴いてみたいと思っていた。蓄音器館の責任者の方が、左側の蓄音器からほぼ順番にいろいろなSPレコードを回してくれた。それぞれの蓄音器、SPレコードごとにていねいで簡潔な解説、お話をしてくれた。

蓄音器の再生音楽の音質にも個性があるのね。もちろんだね。

輪郭のはっきりしたものから、ふわっとした感じのもの。全体的に思っていたよりも、直接的に耳に届くような音色だった。レトロで時間の壁がはさまったような音楽を予想していたが、割と現実的なものに感じられた。自分のオーディオとは全然違うものだな、なんてことを感じながら聴いていた。

最後に、責任者の方が試聴していた10人くらいの皆さんへ、どの蓄音器がよかったか、それからどこから来たかと尋ねた。

最初の方のきりっと締まった感じのと、最後の方のふわっとした感じのがよかったと言った人が多かった。責任者の方はいつもは平均的に散らばることが多いですと言っていた。

東京、大阪、奈良、その他のところから来られた方がいたなか、糸魚川ですと答えた私に、責任者の方が富山県からありがとうございますとお礼を述べられたのに対し、私は新潟県ですと応じたら皆さん笑っていた。

(写真追加します。)

SPレコードのケース（たぶん）展示コーナー。

奥の棚にたくさんのSPレコードが収めてある。ベートーベン交響曲全集、マーラー9番、チャイコフスキーなどの題名が読み取れた。案内係のおじさんによれば、倉庫には他にもたくさんあるとのこと。

SP蓄音器の針ケース展示コーナー。

昔のレコード（たぶん）展示コーナー。

帰りに、記念としてお土産売り場にあったビクターのワンちゃんを買ってきた。

今日は、写真を撮るために音楽部屋へ持ってきたが、いつもは玄関の下駄箱の上に飾っている。

さて、懸案だった私のオーディオに対する弟の試聴感想は・・・

春の時のように変な音だとは言わなかった。まあ、いいんじゃないといった感じでしょうか。

お土産に持ってきてくれた、ジョナサン・ノットという指揮者のマーラー全集のSACD。演奏、音質ともよいとのことだが聴くのは大変。だいぶ前、DENONのインバルの全集を聴き通すと決めたが、まだ2曲にとどまっている状況でうれしいような・・・複雑な心境だったがありがとうと言っておいた。

仕事はいろいろと面倒な局面が続いていて、週末、頭をリセットして新たな週に臨みたい。

平穏な日々でありますように。