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時間は何をしていても過ぎる。

2022/03/27(日) 今年は森林山開き オーディオは昔買ったCDを聴く・・・2

2022-03-27 15:34:50 | クラシックCD
昨日のお昼頃の突風はすごかった。予報だと風速15mとかだったが、瞬間的にはもっとすごかったように思う。裏庭の水道のそばに置いてあるステンレス製の簡易シンクが飛ばされて、申し訳ないことにお隣りの庭へ転がっていった。15㎏のアンカーを付けてあったが、アンカーだけ元の場所に転がっていた。

今日は集落の森林組合の、恒例の山開きだった。まだ雨が上がらない朝方、森林の頂上のふもとから登った。小雨模様でもやがかかっている。



山といえば毎週土曜日の朝、NHKラジオで趣味の山登りの番組をしている。外仕事をするときにラジオをかけている。山登りは人気があって好きな人には楽しい放送だが、私はしないので毎回同じような話の今の番組は退屈だ。以前の小説を朗読する番組が懐かしい。
話しを元に戻そう。勝手に(笑い)。
山登りはしないが、森林の木を手入れする作業は子供のころからやっていた。昔はどこの家も、自分の山の森林の手入れをしていたが、今は誰も山に行かなくなった。自分の山の位置もわからなくなっている。私も同様、組合の山へ行くだけだ。

頂上へ到着し、ほこらに祭壇を設置後、みんなでお参りをした。



小雨の中だったがしばらく、今年の作業予定などの打ち合わせをして下山した。



以前も写したが、頂上の標識には熊の爪痕がある。最近のではなさそう。熊よりもイノシシやシカが多いとのこと。



下山し、組合長のあいさつの後、散会した。以前は下山の後、懇親会で盛り上がっていたがコロナでだめだ。年末や来年は、という話しをしながら皆さんと別れた。

今日は少し気温が上がった。散歩していると水仙が咲き始めているのを見かける。うちのはつぼみ状態。近日中に開花予定だ。



オーディオはかわらない。



気分により少し機器の位置を調整するくらいで、手持ちのCDを聴くことへの注力を心掛ける。ベートーヴェンやブラームスなど、オーケストラの弦楽器の低音合奏がなんとかまともに再生できるようになり楽しい気持ちで聴けるCDが多くなった。

コリン・デイビス/バイエルン放送交響楽団のブラームスの交響曲全集を取り出して聴いていた。協奏曲も入っている。これも10年以上前に購入したもの。



昔、LPやCDを単品購入していた頃を思うと、えらく安い値段で買うことができて喜んでいたのが懐かしい。
演奏はどれも直球勝負で大変よい。多分、優秀録音。harbeth compactでも重量感のある重厚なブラームスを聴くことができる。CDらしく、現実よりもっと静かな静寂のなかからオーケストラやソロ楽器の音響が浮かび上がる。
boxの名演のCDがいっぱいあって楽しくうれしい。

明日からも健やかな日々でありますように。


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2022/03/26(土)春の嵐の前に外仕事 オーディオは昔買ったCDを聴く

2022-03-26 10:16:52 | クラシックCD
週末の天気は大荒れという予報を聞いて、早朝今のうちにとジャガイモを植える畑へ準備に行ってきた。耕して肥料をまいてとりあえず準備完了だ。あとは、4月へ入ったら種芋を植える。ついでに、隣の畑のタマネギへ追肥した。去年秋、100本の苗を植えたが冬を経て生き残っているのは75%くらいだった。
作業が完了し、9時30分頃、さらについでに「新潟冬菜」という菜っ葉を収穫してきた。



この時期、スーパーや直売所では菜っ葉ものは割と高値である。一束買ってきても、茹でるとどれだけもない。そこで昨年、「新潟冬菜」という菜っ葉の種をまいておいた。最近、勢いよく育ってくる。若いころは、菜っ葉なんてばかにして食べなかったが、今は夕食時には欠かせなくなっている。採れたてはうまい。

先日、裏庭に念願だった生け垣の苗木を植えた。生け垣といっても長さ5mくらいの小規模なものだ。
植えたのは「三重カナメ」という品種だ。



以前から、葉っぱが赤くなる「レッドロビン」というのを植えようと思っていたが、まとまった数の苗木は通販での調達しか見込めなかったので実行しなかった。生き物なので実物を見たいし、今は苗木を植樹する季節なのからか、インターネットの通販では苗木の値段が上昇することも発見した。そんななか、先日、ホームセンターコメリで「三重カナメ」という「レッドロビン」の親せきのような品種の苗木が売られているのを見つけ、14本買ってきた。1本は360円だった。植え方などを研究し、21日の「春分の日」に植えた。
これがかなり大変な作業だった。植える場所の雑草を除去し、家内が植えてあまり世話をしていない薔薇やこれから咲こうとしている水仙を移植し、そのあとを耕す。土が足りなかったので、畑から重たいのを運んで来た。畑は赤土なので、別の海岸の畑から砂を運んで来て混ぜる。今度は堆肥や腐葉土を混ぜ合わせながら作業を進める。その前に、杭を打つ。真っすぐに打つのは難しいことを痛感した。頑丈にするためには120㎝くらいの長さの杭を50㎝の深さまで打ち込まなければならないとのこと。重いハンマーがあるので打つことはできるが、打っているうちに傾くのだ。何回かやり直すうちに、私の持ち合わせの技術では真っすぐに打つことは不可能であることを悟りある程度で妥協した。そのうち、冷たい雨が降ってきたりして大変だったが何とか14本を植え、風などで傷まないよう支えに括り付けた。



予感的にはなんとかうまくいきそう。根付くまで3年くらいかかるとか。それまで私は生きているのだろうか。もしかしたら残った家族が手入れをしなければならないかもしれない。



せっかく苦労して植えたので、健康にこころがけて、こまめに面倒を見ていきたい。



今朝も3時前に起床して1時間くらいの休日早朝散歩コースを歩いてきた。今週は、散歩の後の休憩のときはサヴァリッシュのシューマンの1番「春」と4番のCDを小音量でかけていた。疲れちゃって、かけたとたんに椅子に座ったまま寝落ちしたりした。時々意識する交響曲の音楽が大変気持ちよい。4日連続、同じことをしていた。演奏はすっきりとしているところが好きだし、録音状態は優秀ではないが、きれいな残響を伴ったシックなものだ。2曲のほかになんとか序曲も入っているので録音時間は70分近い。休憩中、最初から終わりまでかけっぱなしで、音質を犠牲にしないで心地よく過ごせるのは便利だ。

先回、harbethのサランネットを外したといっていたがまた付けた。サランネットを外すと鮮烈な音楽になるが、元気が良すぎる。部屋の大きさによると思うが、7畳の私の部屋では付けた方がさらさらとした音楽になる。
ほぼ順調なオーディオライフを過ごしながら、昔買ったCDを取り出している。
昔、たたき売りされていたペーター・レーゼルのbox。



写真は室内楽、協奏曲のboxだが、他にピアノ単独演奏のboxと合わせて3種類ある。10年以上前に買ったものだ。当時と比べると私の再生環境はよくなっているので聴きやすい。昔はこんなにきれいではなかった。悪い録音状態のCDはあまりなく、問題は再生環境なのだなと思う。それと相性もある。昔、変な音だと思っていたCDも多くはまともに聴ける。録音のタイプは多様だが、それぞれに方針や主張があって、生意気そうだが、そういったものが感じられる状況にたどり着けたように思う。

明日の日曜日は、集落の森林組合の山開きだ。運動にもなるし、山へ行くのはなんだか楽しみ。
天候の回復を願っている。
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2022/03/20(日)寒さが戻った連休二日目

2022-03-20 14:29:18 | クラシックCD
戦争が続き気が重い。
ロシアの街頭で、住民へインタビューする様子をテレビで見た。中年のサラリーマン風の男数名、年配のおばさん1名がプーチンは我々が選んだ優秀な大統領。ロシアは戦争などしていないし、悪いことをするはずはない。ウクライナ政府は自国ウクライナの国民を殺しているというようなことを口をそろえて平然と語っていた。国どうし、あっという間に情報が行きかう現代において信じがたい話しだ。インタビューがやらせでなければ、恐ろしい情報統制社会だ。完全に道徳観が欠落している狂人的な指導者と無知な国民。こちらの感覚でまともな国家を、というのは無理だ。
何もできないが、とにかくはやく平穏になるように。

畑や庭仕事など、春の準備を楽しみにしていた三連休だが、都合のよいようには運ばない。冷たい雨が降っていても、かさを持てば散歩はできる。しかし、地面の土をかまうのは厳しい。音楽を聴いて椅子に座りっぱなしだと身体が痛くなる。音楽を聴いては散歩しての繰り返しだ。

散歩コースでのフキノトウ。



毎日、平均6㎞歩くと1年間だと合計2,190㎞になる。現状は平均6㎞以上だ。時間で数えると1日平均75分になる。1年間だと457時間、約19日間になる。ちりも積もればですね。

オーディオを久しぶりにリフレッシュした。
といってもスーパーツィターとサランネットを外しただけですが。



スーパーツィターを取り付けて喜んでいたが、ヴァイオリンが耳にきんきんくる。取り付けたころはこんなことはなかったと記憶するが、その後、音響が少しでも伸びやかになるようharbethやパネルの位置の調整を重ねていたらこうなった。あまりにもきんきんくるため、意を決して撤収した。色彩感は減退したが、まとまった音響になった。付けてどれくらい経ったろう。なければならんと言っていたスーパツィーターとさようならだ。
変なものがなくなってharbethちゃんがよろこんでいる。
ついでにサランネットをとったらどうなるかと実験したら賑やかさがちょうどよい。そのうち元気がよすぎると思うようになって、またはめるかも。サランネットは、とったりはめたりの繰り返し。これからどうなるか。またはめそう。

カルメン組曲 シチェドリン(原曲ビゼー) テオドレ・クチャル/ウクライナ国立交響楽団 (NAXOS)



シチェドリン(ソ連・ロシア)
テオドレ・クチャル(アメリカ)
オーケストラ(ウクライナ)

ウクライナのオーケストラが活動できるように。
曲は賑やかでオーケストラ音楽を堪能できる。録音状態がよいので音量をかなり上げても大丈夫。
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2022/03/06(日)雪の日に雪囲い撤去・・・ベートーヴェンsym全集のことなど

2022-03-06 12:06:30 | クラシックCD
狂人と化したプーチン大統領の蛮行は続く。国家、軍隊、核などを操る権限は気違いに刃物だ。終結は糸口も見えない。露国内から自浄勢力が出てきたとしても狂気に踏みつぶされる。強権統治、実質独裁専制国家の恐ろしさを目の当たりにする。
傍観者に過ぎない私は、無責任だが一刻も早い終結を願うしかない。

朝から集落の共同作業で神社の冬囲い撤去が行われた。
ようやく春が来そうだと思っていたが、天気予報は雪マーク。自宅の納屋で作業出動の準備をしていたら、天気予報の通りアラレが降ってきた。



あっという間に大粒のアラレが地面を覆った。



8時00分。神社前へみんなが集合した。



総代から怪我をしないようにといった訓示を受け、お神酒をいただき作業が始まった。雪がちらつくなか作業が進み10時30分頃終了した。作業のお礼として、清酒一升が参加者に手渡された。



祭礼のたびに住民が献酒として届けたものが、コロナで役員の懇親会が行うことができず残っているらしい。かなり前の製造日なので料理酒となるだろう。ちなみに、糸魚川では「謙信」がほかの銘柄にかなり水をあけて、いちばん飲まれていると思われる。
話しは変わるが、作業用のゴム手袋に穴が開いたので、昨日、ホームセンターコメリへ新しいの買いに行ってきた。ゴム手袋3組セット一袋と、kure5-56を一本、観葉植物を一鉢を買った。レジ袋はもらわず両手に抱えながら自動車へ向かったところ、途中で高校の同級の友人と会った。若かったころはいっしょにスポーツをしたり、お酒を飲んで騒いだりした仲だった。お互い久しぶりだったので、しばらく立ち話となった。私はゴム手袋3組セットを一袋、kure5-56を一本、観葉植物を一鉢を抱えたままだった。
彼は1年前、検診で腎臓がんが見つかり手術したとのことだった。さいわいに早期発見だったとのこと。がんは不幸だが見つかったのは幸運だとか、がんでやアル中で亡くなった同級生のことや、これから直面する高齢者としての生活のことなど、話がはずみ、再会を楽しみに、お互いに健康でと言って別れた。そう。身体と気持ちの健康がだいいちだね。

春らしい緑がほしかったので、495円の観葉植物を一鉢買った。



変態音楽部屋の活動状況について。



harbethや音響パネルの位置調整をしていたら、今更ながら、だんだんと音響がよくなった。ベートーヴェンの弦楽合奏で、中域寄りの低域が伸び切らないで詰まってしまっていた交響曲を何とか聴きとおすことができるようになった。まあ、音響がよくなったといっても私しか聴いていないので実際はどうなのかね。独りよがりなのかもね。
そのようなわけで、先週の平日は早朝散歩の後、約4日間にわたってクーベリックのSACDの全集を聴き通すという画期的な作業を遂行した。



SACDとはいっても、録音時期は古いのでそれなりの音質である。クーベリックのベートーヴェンは、9曲が別々のオーケストラであることで有名である。全体的に、オーケストラは違っていても、造形のはっきりとした若干鋭角的な表現が一貫した演奏だと感じた。さすがに聴きごたえはあるが、なんだか厳しい雰囲気に包まれていて気安くは聴けないと感じた。9つの一流オーケストラで自分のスタイルのベートーヴェンをつくりあげたーベリックの手腕に感心する。

そして、長年の懸案だったスウィトナーの全集が続く。



こちらはゆったりとして、柔和な雰囲気で心地よい。オーケストラの出だしの音が、クーベリックのがするどく速いのに対して、スウィトナーのはどこも丸っこい。
クーベリックは国際的な巨匠だが、スウィトナーは東独を中心にNHKなど日本を活動範囲とした地方的な巨匠だ。スウィトナーはビジネスや録音に、あまり細かなことを言わなかったらしい。そういう面ではおおらかで適当な人柄だった。それは関係ないが、長く聞き続けるならこの全集だ。
名録音の「田園」。全集のCDがうまく再生できず、処分した「田園」単体のCDを、Blu-spec CDなる仕様で再取得する始末。



今になると、全集もそれも同じくきれいな音響だ。
私としては、ベートーヴェンの全集としてはスウィトナーのが今のところ一番だ。
他にも、ベーム、アバド、ガーディナーをはじめ多数が棚にあり、これから気持ちを込めて対応したい。

今週も平穏な毎日でありますように。
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