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時間は何をしていても過ぎる。

半睡眠音楽鑑賞の愉しみ 2023/07/17(月・祝(海の日))

2023-07-17 07:34:25 | クラシックCD

今日は、「海の日」。こちらはまだ梅雨明け前である。本格的な暑さの到来は、湿度の高さと相まって身体にこたえる。

毎年、この季節は草処理が大変だ。梅雨をもらい、急激に伸びた庭や畑の雑草を見ると嫌になる。異常な密度は大した生命力である。
しかし、負けてはいられない。雑草処理は私の宿命である。運動だと思って連休初日から雑草処理にフル回転した。
場所により作業方法が異なる。
・庭や畑は基本的に手作業となる。ノコギリ鎌や三角鍬を使いながら処理する。これは大変な作業である。
・広い場所は草刈機を使用する。これもかなり大変な作業である。
・環境が許すところは除草剤のラウンドアップを散布する。これは少し楽な作業である。
一日と半分を要して、作業は完了した。

早朝の散歩からはじまり、休憩を兼ねた音楽鑑賞。日中は雑草処理に精を出し、散歩を繰り返す。家へ入るたびに冷水シャワーを浴びる。爽快感はたまりませんね。

夏野菜の収穫。家内が作るゴーヤのツナとマヨネーズのサラダは、苦みが効いてうまい。食べるのは、ほとんど私ひとりのようだが。

散歩コースでは、早くも栗の木が実を付けていた。そのうち秋がやってくる。

家族はどこかへ外出し、ひとりの私は日課に向き合ううちに休日の時間は過ぎる。夜は、早々に就寝。

海はすぐそばなので、孫たちを遊びに連れて行きたいと思うが、ニュースで海水浴事故の話しを聞くので、今年も家でプールとなった。今日は雑草作業に代わり、プールをセットした。

オーディオの状況。

ステレオ部屋では5月連休の落ち込みから、来るお盆までには起死回生をはかるためいくつかの対策を実施した。
・機器を収めていたラックの撤去・・・harbehの間の音響空間を確保したつもり。
・スーパーツィーターの設置を横から縦へ・・・横の方が見た目がよいと思っていたが、音響は縦の方が明らかによい。
・アンクⅢの導入・・・長年の悩みであった音響のだんご化からの解放。神頼みが通じた。
・harbethのサランネットを外しユニットダイレクト鑑賞・・・harbeth本体の目玉が目の前だが、慣れるとこんなもんである。縦置きスーパーツィーターはお墓か位牌のようだ。

ネットを介しないで聴いた方が音響に彩りがある。有無の差は、かなりでかい。

早朝を中心に、結構長い時間、harbethの前にいる。休憩を兼ねた♪鑑賞で、うとうとしている時間が多い。半睡眠音楽鑑賞は愉しい。harbethの音楽と夢が交錯する半睡眠状態が心地よい。

スウィトナーのBrahmsの交響曲全集。


スウィトナーの演奏はたくさんのブラームス演奏のなかでも大変よいのだが、この録音は全体的に楽器の位置が明確でないような、なんだか水っぽい状態である。また、低音がもこもこした感じのするところがある。1番と2番を何度も繰り返して聴いている。演奏はよいので、残念だがしかたがない。そのうち、私の音楽部屋とマッチしてうまく再生できるようになることを願う。カップリングしてあるドヴォルザークの方の録音時期は少し古いが、はっきりとした音像で聴きやすい。ドヴォルザークはアナログ録音の終末期。瑞々しい。ブラームスはデジタル録音。シャルプラッテンのデジタル録音は、知っている数は多くないが薄味で水っぽい音響といった印象である。まあ、半睡眠鑑賞で聴いていると、そんな録音の不満も特に気にならない。

プレヴィンのリヒャルト・シュトラウス。私の知っている限り、テラークのなかでは最高に自然で優秀な録音である。

意識が回復し、こちらは気持ちよく聴いていた。ウィーン・フィルの色彩感、厚みのあるオーケストラ演奏に感心する。ソプラノ歌手の生々しい声が感動的である。

ステレオを聴いていて嬉しくなってくる。

CDがみんなこんなきれいに再生できれば・・・というわけにはいかないのが現実であり、しかたありませんね。

音量は小さくはないが大きくもない。長く聴くのなら、大きいと途中で分からなくなる。

短期鑑賞なら、大きくてもよい。

午後は散歩に出てあとひと汗かいて冷水シャワーだ。

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雨の予報だったが雨降らず・・・散歩、草刈、音響改善 2023/07/08(土)

2023-07-08 15:21:00 | クラシックCD

天気予報では、今日の土曜日は朝から一日雨。しかし、朝、少し降ってその後は曇りだった。むし暑い。

雨だと外で活動ができない。一日休養の予定だったが、予定通りとはならなかった。

早朝というか夜中、朝、昼と散歩して、午後は空き地の草刈をしていた。梅雨時は、雑草の伸びは一段と早い。この間、やったばかりだったが明日は集落の祭礼であり、空き地は神社に近いのできれいにしておきたかった。むし暑いなかきつい作業だが運動だと思えば大丈夫。

例年の通り、夏野菜が採れてきた。

キュウリの浅漬け、ナスのフライパン焼き、ミニトマト・・・採れたてはうまいね。

家の日陰庭に、昨年、アジサイを挿し木した。日がほとんど当たらない場所だが、肥料と水をやっていたら葉っぱは青々と大きくなり、最近になってかわいらしい花が開いた。まだ、場所が開いているので、今年も増やしたい。

オーディオの状況。

音響がだんご状態にならなくなった。

さらに、もしかしたらを期待してサランネットを外してみた。

サランネットがなくなれば当然だが賑やかになる。音像がはっきりし、音響の厚みが増す。しかし、今までは少しするとやかましく、煩わしくなって結局元に戻していた。その繰り返し。

部屋に、サランネットなしのharbethを受け止める能力、適性がなかったということだ。

今回はなくても行けそう。CDを聴くのが楽しい。

先日、ウィッチさんが来られたときオーマンディの「くるみ割り人形」などをかけていた。CBSの古い録音だったが、割と良い感じで再生できていた。と思う。そのときに、CBS録音より新しいRCA録音の話しになって、RCA録音はバリバリして聴き難いという意見で一致した。ウィッチさんは「つぎはぎ」のような録音だと言っていた。

そこで今日はあえて「展覧会の絵」「サンサーンス3番」のCDをかけていた。

本当にバリバリとした「つぎはぎ」のような録音である。USAの、当時のフィラデルフィアのステレオ愛好家はこういうのを好んだのだろうか。高音強調の弦楽合奏。刺々しい金管。録音テープに原色の色紙を貼ったような、飛び出る管楽器。不自然で、真面目に編集したとは思えないような音響のCDである。

しかし・・・

ヴァイオリン合奏の強烈な高音域が天井を突き刺し、コントラバスやオルガンなどのこってりとした低音域が地べたをはい回る音響はミキシング感丸出しで、中音域がないような、不自然だが・・・

オーディオ的に楽しい。そして、何度も聴く気にはならないだろうが、音楽にも引き込まれるのだ。

少し前の環境ならとても聴き通せなかった。バリバリ感が少し丸くなった。

CDに入っている情報量の多さにあらためて感心した。

CDの性能には値段に応じた価値がある。適切な環境で再生できればすごい音響が展開されるだろうと思った次第です。

コメント (4)
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