台風の直接の影響はなかったが、フェーン現象のようないやな暑さ。
未明の散歩のときも、気持ちが悪くなるような暑さだった。真夜中の闇夜のなかで生暖かい風が気持ちよくない。昔、深夜のベトナムの空港へ降りたときのを思い出した。7時30分からの早朝散歩は日差しがあり、なおかつ猛烈に蒸し暑い。午後も散歩に出たが、そのたびにシャワーしたり着替えたりで大変。
こんなことなので、今日は散歩以外は家で過ごした。
9月初旬にオーディオ部屋へお客様が来訪予定。また、下旬には弟が帰省する予定なので、部屋の掃除とオーディオの調整をしていた。
調整と言っても、機器や周辺機器を変えるわけではない。
テスト用にケルテス/ウィーン・フィルの「新世界」を少し大きな音量で鳴らしながら調整を進めた。
有名な録音だが、いまいち鳴り方に納得できないCDだった。音響が伸び切らない。こんな程度のCDではないはずであり部屋の環境のせいに違いないと思っていた。
まず、YAMAHAの調音パネルの位置と傾き(角度)の見直しをした。少し良くなったみたいだが、まだまだ硬い音響が耳を刺すところがある。部屋ノイズである。音響と部屋の照準がくるっているからである。
パネルの見直しでは、これ以上の期待はできないようだ。ちなみに無数の、壁に貼ってある、または自立している木製のパネルはライブな部屋を少し静かにさせるような効果しかない。もっとも壁に固定しているので簡単にはかまえない。
何かないかと「新世界」を聴きながら考えていたら、いつも前に置いてあるアンク(ANKH)を別の場所に移動してはどうかと思い立った。
今は、聴いている背面に2基掛けてある。
前に置いてあるのは、壁掛けタイプではないが金具があればなんとかなりそう。さっそく暑いなか金具を求めてホームセンターへ向かった。ちょうど良さそうなのがあり、昼食後、エアコンをかけながら取り付け作業をした。
しっかりと掛けないと、落ちてきたら悲惨なことになるので頑丈に取り付けた。見た目は良さそうであり、「新世界」で試聴する。結果は・・・。ストレスのない音響というか、普通に鳴っている。前よりは良くなった。棒の固まりで、どうして音響が変わるのか不思議だが、まあいいでしょう。
調整は一応終了。
先回のアバド/ロンドン交響楽団のモーツァルト#40#41のCDが、再発売されていたので買ってみた。LPのジャケットと同じで懐かしい。
ジャケットは良いが、CDに「クラシック百貨店」という変な印刷がある。帯には「みんなの「好き」がここにある」と。NXOSみたい。写真が小さいのでわかりにくいが、アバドのモーツァルトには合わないと思う。配慮してほしい。新品で1,200円くらい。
録音は音響が広まり、かつ細かなところも再生されるが、先回の古い方が穏やかな雰囲気を持っている。
久しぶりに音響の調整に取り組んだ一日だった。
ジャズの廉価再販のCDの帯は
逆にこれくらいは普通だったりしますし
クラシックもちょくちょく見掛けますね。
自分は電源ノイズは対策してても
ルームアコースティックは手つかずです。
両方出来たら良いでしょうが
お財布事情で今は電源のみになってます。
ルームアコースティックはなかなか終わりというものが見えないですね。そこが楽しみ?ではあるのですが。アバドのモーツァルト良さそう。今度探してみます。
電気関係は壁コンセントをオーディオ用に変えたくらいです。アンプとCDPの2つです。増やすとコンセントとかケーブルなど気になるのでシンプルに現状維持です。
調整は良くなると楽しみ。反対は苦行ですね。アバドのCDは古い方も味があって良いですね。ガレリアという輸入盤でした。たぶん買って30年以上経ちます。