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時間は何をしていても過ぎる。

七味とうがらし様 来訪

2018-07-01 14:45:39 | クラシックCD
昨日、上越市から七味とうがらし様が来訪された。風邪気味で喉に不調をかかえるなか、かねてより予定はしていたこととはいえ、頑張って糸魚川まで来ていただいたことに感謝申し上げます。



13:00到着。
早速、聴き始めた。持参されたバルトークの「弦楽器・打楽器・チェレスタ」が大音量で盛り上がっているときだった。ドカ~ん☆という大太鼓か何かをぶちかましたときのような轟音がバルトークの引きつった音響に覆いかぶさった。
てっきりharbethから出できた音楽の一部だと思い、これだけ重低音を処理できれば満更でもないなと、内心ふふふと笑っていた。
疾走と停滞を繰り返しながら最後は豪快に終了し一息ついたとき、七味様が「すごいカミナリでしたね」と言った。
あら、そうだったのか。念のために別室でおしゃべりをしていた家内に確認したところ、ものすごいカミナリであったとのことでした。
音響とカミナリの区別もつかないとは。

その後、いろいろと聴き進み、ヴォーン・ウィリアムズの「海」を聴いていた時に、さあこれから盛り上がるぞ!!というところで、まさにこのタイミングというところで「ゴロゴロ」とカミナリが鳴ったのには可笑しかった。


先般亡くなった指揮者のロジェストヴェンスキーを偲び、パリ管弦楽団との「ロシアの復活祭」をかけた。七味さんは吹奏楽時代の思い出の曲とのこと。
ロジェストヴェンスキーらしいしゃれた、壮麗な演奏でパリ管弦楽団もノリノリだ。
ジャケットから盛り上がりがわかる。ロジェストヴェンスキーの楽しそうな指揮の姿。フード付きの外套を肩にかけた女性をはじめ個性的、着の身着のままの服装のオーケストラのメンバーがパリ管弦楽団の性質をうかがわせる。

演奏を挟んで七味様から主治医である耳鼻科の先生と交わしたオーディオ談義の内容の報告があった。1時間30分の点滴の間、患者さんの治療の合間を縫って七味様のところへ来てオーディオの話しをなさったとのこと。オーディオの聡明なヴェテランが語る話しは又聞きでも有意義。
ふだん、クラシックやオーディオの会話ができる機会はそうないのでよかったですね。

15:30になり、お開きとなった。
最後に、七味様からSPの間隔をもう少し広げると面白いかもとのアドバイスを頂いた。明日にでも試してみます。

昨日梅雨明けしたと聞いたのに、土砂降り。
カミナリの演出付きの楽しい午後だった。
コメント (2)
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