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時間は何をしていても過ぎる。

2018年5月連休。

2018-05-04 13:14:38 | クラシックCD
5月の連休。
昨日、今日と雨、曇りで肌寒く、外出を控え家で音楽を聴いたり本を読んだりしている。いつも真面目にharbethの前に座るのは起床後の1時間程度である。晴れた休日の昼間、勤めの日の夜など座るには座るが聴きながらうとうとすることが多い。こういう天気の悪い日は音楽を楽しむに限る。

少し前、うなさんと七味さんのシステムを聴きに行ってきた。それぞれ愛機を調整し音質は磨き上げられていた。ダイナミック、かつ透明感のある鳴りっぷりが共通していたように思う。

うなさんのところではSPに人工大理石のボードが敷かれていたのを拝見しkazuも2枚入手した。
ウェルフロートボードと同じサイズで、結論的にはD‐06、509uとウェルフロートボードの間に入れた。



ウェルフロートボードの天板に甘さがあったのか、これによりharbethの低音が締った。

パネルに囲まれたステレオ部屋である。家族からは冷淡な目で見られていると感じる。変なパネルが幅を利かせ、生活に必要なものは椅子程度。
それもharbethの前に一つあるだけ。
先日、テレビで「羊たちの沈黙」を見た。悪役の誘拐魔かつ変質者の部屋は汚れていた。kazuの部屋は特に汚れてはいない。しかし、趣味とはいえ、あまり一般的とは言えない道を突き進むマニアックさは充分に感じられ、そこら辺が、人様に迷惑をかける訳ではないものの、変質的に映り家族に警戒感を与えているのかも知れない。
それなりに重い人工大理石ボードをD‐06、509uとウェルフロートボードの間に入れるのために家族の協力を得ることは難しい。孤独な作業となる。特に509uは28㎏の金属のかたまりである。ラックを分解せずに、どのような手順で入れるか。熟考の末決行した。指を挟んで痛かったが何とか終了したしだい。オーディオライフを充実させることは家庭においては孤高の取り組みなのである。

その後大理石ボードは撤収しました。硬い異質な音が出ました。

さらに何とかならないかと考え、YAMAHAと音工房Zのパネルをミックスしてみた。その結果、最良と思われる配置に遭遇することができた。CDによっては窮屈な感触で再生されるものがあった。それが解放されたような、自然な鳴り具合になった。



こうして数日が経過している。

写真は田部京子さんとカルミナ四重奏団のシューベルトとシューマンの室内楽。「ます」に入っているコントラバスの「ぼんぼぉん」というのを再生するのはなかなか難しいと思う。数年かけてようやくできるようになった。



カルミナ四重奏団はDENONへ録音している。それらのCDは全部手元にあると思う。独特の緊張感、スリルがあり好きである。
第二ヴァイオリンを受け持つスザンヌ・フランクさんが亡くなられていたとのこと。悲しく、CDを取り出して聴いている。
コメント (2)
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