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時間は何をしていても過ぎる。

近況報告・・・久しぶり

2017-12-17 08:28:20 | クラシックCD
昨日、七味様のお宅へ伺った。うなさんと3名でCDやインターネットラジオなどを聴いたり音楽やオーディオの話しをし、楽しい時間を過ごした。特に七味様の機器移動の結果に注目していたが、部屋の空間を活かした鳴らし方が成功していた。大きな音量でもストレスを感じない、聴き疲れしない音響に感心した。

さて、私の状況、前回から数か月が経過している。今年はあと少しとなった。過去の数か月を振り返ってみたい。

①プチっというノイズの発生について
harbethからCD1枚につき3回くらいプチっというノイズが聴こえるようになってしまった。CDにより発生するときとそうでないときがある。電源関係か、オーディオ機器のトラブルか。いろいろ考えてみても原因は不明。考えているだけでは解決しない。そのまま聴いていたが気分が悪い。そんななか、ほとんど期待せず、これを使ってみた。



オーディオテクニカのCDプレイヤーのレンズクリーナー。再生面に植え付けてある小さな髭をクリーニング液で湿らせてCDを再生すると、おじさんのご機嫌な掛け声でクリーニングがスタートしすぐに終了する。これをしたらノイズが消えた。D-06のレンズが汚れていたのだろうか。
以来、数週間ごとにクリーニングしている。また、久しぶりにかけるCDはこれで拭う。



オーディオテクニカのCDクリーニングセット。
両セットとも、ほんの少量しかクリーニング液が減らず長く使えそうであり、しかも安い。

②音響を散らす工夫について
音響は吸音ではなく、少しでも素直に鳴らす方向を目指すのだ。抜けの悪い我がリスニングルーム。飽和状態を改善するため、パネル主体で対応しているが、音工房Zからこういうものがあるというメールがきた。



端材を木工ボンドで張り合わせて壁に設置するキットである。やってみたら音響の活性化が図られた。ただし、これだけ単独で設置すると特定の音響が飛び出てしまうなどのデメリットが発生した。パネルなどとの兼ね合いを調整しながら設置確定に時間を要した。
以前、クライ〇というメーカーの段ボール素材のようなものを利用した反射板を使ったことがある。が、あれはすぐにボツにした。
こちらは全然違った安定感がある。やっぱり「木」は良いのである。

「木」は良いのである。とか書いてしまったが、少したったら残響がキンキンと耳に当たることが分かり撤収しました。


③音工房Zの音響パネルの脚について
このパネルは足を木工ボンドで組み立てる。



脚の本体との接合部分の寸法をしっかり測って組み立てればカチッとはまるので、敢えて付属のネジで固定しなくても良いと思いそうしていた。しかし、やはりマニュアル通りネジで固定した方が良く、これによりパネル自身の振動防止が図られる。なお、ネジははフローリングと接しないよう少し深く打った方が良い。一時、フローリングと脚の間に、ブチルゴムなる物体の薄い製品を挟んで振動を抑制しようとしてみた。しかしだめ。鋭利な我慢できない音響となり、すぐにボツ。フローリングとこの木の足が直に接触することで、味のある良い微振動が生まれる。「木」の素朴さを活かしていると思う。



④音工房Zの音響パネルの補強について
このパネルには補強を推奨するようなマニュアルが付いてくる。それを参考に、厚さ12㎜の下地合板で補強した。
合板は上越のムサシホームセンターで購入し裁断も依頼した。裁断料金を少し値引きしてくれた。思っていたより簡単に入手できた。
マニュアルに沿ってパネルと合板をトラスネジで合体させた。パネルの表面をノックするとコーンと鳴っていたが、合体後はコン、コンといった感じになった。このパネルの表面は定在波低減などにより音響を良くするが、いかんせん薄いので何もしないと振動に弱い。合板などで補強することにより振動の影響だと思われる変な共鳴のようなジンジン音がなくなる。

(補強前)



(補強後)



改めて設置して聴いていみると、すっきりとした音響へ変化したことが大変良く確認できた。いやはや、数ランクアップした音響である。
環境にもよるだろうが、このパネル、補強は必ずした方が良いと思う。





パネルをリスニングポイントの後ろ側に設置すると、後方から音楽が聞こえてくるようになる。
前回の記事と変わらない配置であるが、パネルの補強などにより大変聴きやすくなっている。

音響の検証に一番多く使用したCDがコリン・デイビスのハイドンの交響曲アルバム。フィリップス録音。上手くいかなかったときは、中低音のこもりが耳にまとわり付く。



地味なCD聴いて音響改善を進め、使用する資材は「木」が一番自然であるように思う。
コメント (2)
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