少し日が長くなったことが感じられるこの頃。もう1月が終わる。
1月1日の16時10分に起きた能登半島地震。当地区は震度5強だった。
ステレオ部屋はharbethが転倒し、床にあった固いものに当たり側面に穴が開いた。いくつかの傷もついた。
さっきまで無傷だったのが一瞬で傷物になった。しかし、無残に空いた穴やharbethが転倒してごちゃごちゃになった部屋を見てもそれ程のショックはなかった。家族や住宅は無事。集落では住宅の瓦の一部が落ちた家もあったが、大きな被害はなかった。趣味の道具に傷が付いたくらいで済んでよかった。harbethの材質はパーチクルボードのような合板だった。鳴らしてみたら前と同じなのでこのまま使う。穴を木工パテで埋めて木片でふたをしておいた。
この置き方であの揺れでは必ず転倒する。「オーディオ 地震」で検索すると転倒防止策など、いろいろな情報が出てくるが、あれほどの揺れがあれば覚悟するしかない。
地震がないように願うしかない。
職場や集落の団体の新年会がいくつもあった。地震があったからか、夜の街、人は少なく静か。先週の金曜日の夜、帰りは鉄道を利用したが、夜8時前の二両編成の列車の乗客は数人だった。まだ、みんなどこかで飲んでいるのだろうか。街にはそんな活気はなかったが。
耳の健康維持に利用したくて、先日、Amazonで騒音測定器を買った。スマートフォンでも計測できるが、実際より小さな数値しか出ていないような気がした。測定器は2,000円だった。
やっぱりスマートフォンより20㏈くら大きな数値となった。スマートフォンのアプリケーションは調整できるが、立ち上げるたびにリセットされてしまう。プラス20㏈と思えばそれまでなのだが。
計測器で70㏈を超えるとうるさくて音楽は聴き難くなる。計測器は一度測れば御用済み。というのではなく、耳が悪くならないよう、たまに計測しよう。
昨日、土曜の午後、職場の仕事関係で司法書士に相談があり出勤した。今日、日曜の夜中1時頃目が覚め、眠れないので1時間くらい散歩に行った。ちらほらとあられが降っていたが大したことはなかった。帰宅して、昨日昼間の相談の結果をまとめていたら4時頃になり、少し眠くなったので内田光子のCDを聴きながら休んだ。寒いので電気あんかを足に挟み毛布で巻いた下半身を寝袋へ入れて椅子に腰かけて聴いていた。
今年になってからは、このCDばかり聴いている。モーツァルトのピアノ協奏曲ってこんなによかったのね。ピアノの響きは柔らかく余韻がかなり多い。半面、明確性に欠けるけど、部屋にもきれいな余韻が広がる。ジェフリー・テイトの伴奏もピアノの響きとマッチしている。なんだかおとぎ話を聴いているような穏やかな演奏だ。
地震のことを思うとしばらくは大きな規模の曲を聴く気にはならない。
散歩、ラジオ体操、ナイスデイで体調管理に努めながら過ごしたい。
新たな週、平穏な日が続きますように。