ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

バーコードが3色になると…

2012-02-07 22:38:18 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今日の東京は雪ではなく雨でした
その分、少しは寒さはおだやかでしたね

そんな時は快調に起きて日経産業新聞をGET


本日は、4面のデジタル・ハード欄からこの記事をピックアップ
『ビーコア、3色バーコード開発
 カメラで瞬時読み取り
 最速0.1秒、入退室管理向け
 動いていても自動認識』


画像認識技術のビーコアが新しいタイプのバーコードを開発し販売します

カラービット」という赤・青・緑の3色を帯状に並べて
専用のカメラで色の変化点を読み取り対象物を認識する仕組み
色の順番だけわかればいいことから、多少のゆがみやブレにも強いそう


コレは、赤・青・緑ということで光の三原色ですね
ということから、色の変化点が読み取りやすいということでしょうか??

既存のバーコードやQRコード、最近取り入れられつつあるRFIDなんかよりも
実は採用しやすいのかもしれませんね

非常にユニークな認識コードの類だと思います
仮にこのカラービットが世の中に普及すべきだという何らかの方針が出たとしたら
読取機器を大いに普及せねばならないという課題が発生します

とまずは考えますが、ハンディー端末以外に
スマートフォンやタブレット端末でのアプリもすでに開発済み

やはり認識コードといったものが世に浸透しているならば
現に考えうるモノはあって当たり前なのですね

そことの違いを見せるということで、衣服に縫い付けても認識できるのならば
そこに特化した製品を販売していくというのは全うな販売戦略になりますね


ならば、ほかにどんなモノに採用できるでしょうか??

通常のバーコードやQRコードは、やはり平面が必要になるでしょうから
多少のゆがみやブレに強いのならば、衣服以外に食べ物に採用することはできないでしょうか??
野菜なんかの曲面や大小の凹凸があるモノに対しては有効なものかもしれません

あとは、色の変化を識別する機能に注目すれば
本やファイル・ケースの背表紙に貼り付けることで
ビジネスの現場における管理方法にも様々な可能性を見出すことができますね


QRコードが世に浸透してきた時も、巨大なQRコードやカラーQRコード等が開発されては
現状からわかるように淘汰はされてきました
今回はどのように世の中に浸透していくことができるのか注目してみたいと思います


今日はおもしろいアイデアのある記事をピックアップしてみました
明日はどんなおもしろい記事に出会えるかなぁ

美味しい特産品をドコで買いたいか…

2012-02-06 23:01:25 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

この週末に改めてこのブログをカスタマイズしてみました
タイトルも内容に沿ったものにしてみました
これで以前に比べると読みやすくになりましたでしょうか??
遠慮なくコメント頂けると嬉しい限りです


それでは、本日の日経産業新聞より
16面の素材・エネルギー欄からこの記事をピックアップ
『出光、給油所で特産品販売
 12年度から まず20ヵ所でイベント』


石油精製・販売の出光興産がガソリンスタンドで
特産品を販売する「きらりマルシェ」というイベントを定期的に開催しますという記事


都会と比較して、地方はやはり車中心社会の度合いが高いように思われます
その分、地方のガソリンスタンドの方がお客さんの獲得のために
ちいさなアイデアから様々なサービスに取り組んでいるように感じます
それこそ、ガソリンを何リットル以上入れたら卵のプレゼントをします
というみたいなものとかありますよね!?

それだけ地方に行けば、より地域への密着度も高い信頼度の高い
ガソリンスタンドも多いのではないでしょうか
そんなガソリンスタンドで美味しい特産品が販売されたとしたら
地域の人の中でも飛びつく人はドンドンと飛びつくこともあるでしょう

やはり、美味しいモノはPCの前だけではなく
実際に手に取って確かめた上で買いたいという願望はあるものだと思います

そんなことが全国の地方のガソリンスタンドで行われたら
一種のロングテイルとなって大きな売り上げがでることもあるかもしれません…


ということを、2011年度に神奈川県・埼玉県の3か所で試行したところ
来店客が通常の2倍になったそうです
合わせて保険や車検の販売につながる効果もあったようです
ということから、2012年度は全国20ヵ所のガソリンスタンドで
四半期に1度のペースで開催していくそうです
(2013年度は50ヵ所に広げる予定だそうです)


ということになったら、開催していない地方や都会の方は
美味しい特産品をドコで買うことができるのかといえば
日本きらり」という独自のオンライン通販サイトで販売するみたいです
こちらはクレディセゾンとの折半出資会社の出光クレジットと共同で手掛けているそうです

こちらも野菜や加工食品などの100商材のラインナップでオープン
長距離ドライブに向いた旅行商品なんかも取り扱っていくそう
3年後には1000商材まで増やしていくとのこと

こちらへの出店費用や月額固定費がなく
出光側が売上に応じて6.5%の手数料を受け取る仕組みになっているとのこと


一般の幅広い消費者にも出店する業者も出光側もなんらかのメリットがある
そうやって日本全国にきらりと輝く特産品たちが
各地域の活性化に少しでも貢献していくことを続けていければいいなと思います


さぁ、明日はどんな記事に出会うことができるかなぁ

ケータイの画面を見やすくするなら…

2012-02-03 23:40:02 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今日は節分、帰りに某所で巻き寿司かってかぶりついてみました

朝は、ちゃんと日経産業新聞をGET

では、本日の日経産業新聞より
1面からこの記事をピックアップ
『スマホなど見やすく
 画面、光の反射1/5に
 旭化成、防止フィルム開発』


旭化成がスマートフォンなどの画面を見やすくする光の反射防止フィルムを開発しました

表面に微細な凸凹を付けて光の屈折の変化を制御する技術を確立したとのこと
屋外使用時の太陽光などの反射を抑える素材として2012年度にも発売するそうです


自分の経験としても、天気のイイ日に外でケータイの画面を見るのはいいのですが
やはり見づらいことが多くありますよね
画面を明るくしているのに、ぜんぜん色がはっきりと認識できないことってありますよね

コレって液晶パネルなどで様々な部材の境目で光の反射が発生することで
見づらくなるようです
コレに関しては、コーティング剤だけでは多様な波長の光への対応が難しいようです


今回の技術では微細な凸凹で反射を抑制し、バックライトの光もスムーズに透過して
画面が見やすくなるようです


コレは今後も成長が見込まれるスマホには最適なモノになりますね

あとは、スマホ以外にも十分に役に立ちそうですよね
街中にあるような液晶パネルについても見やすくなるんじゃないですかね
さらに技術を進化させれば、ちょっと遠くからや視野角を広げても
見やすくなるようになるんじゃないのかなぁと思います

部品それぞれに意味があって、それぞれに得意な分野をもつ企業が
切磋琢磨していけば、完成品はもっとよりよいモノが出来上がりますよね

スマホは細かく見ていけばどこまで進化していくのでしょうか
そんなことを考えさせてくれる勉強になる記事でありました

さぁ、来週はどんな記事に出会うことができるかなぁ

NTTファシリティーズという会社…

2012-02-02 23:01:17 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今日は昨日とうってかわって
冷える1日でしたね
東海地方に雪が降るというのもわかるハナシです。

でも、日経産業新聞をしっかりGET

では、本日の日経産業新聞より
2面の環境・新エネルギー欄からこの記事をピックアップ
『NTTファシリティーズ
 多彩な技術、新機軸打つ
 家庭の電力、ITで監視』


NTTファシリティーズといえば
立派なグリーンデータセンターについてはよく知っておりました。

もともとは、NTTグループの通信設備の施工・管理が主力の企業
その中で、データセンター向けを中心にした省エネ空調や
ビルのエネルギー管理システムなどの技術を培ってきました

今回は、日経リサーチの環境経営度調査の通信・サービス部門でトップに立ったことを契機に
企業としての記事があげられていました

最近では、マンション向けの受配電設備経由で各世帯の電力消費を
リアルタイムで監視する「Enne Vision」というシステムを開発しているとのこと

こちらには、節電に協力した家庭は
節約した電力量に応じ、翌月以降の電気料金支払に利用できるポイントを獲得できる
というメリットもあるみたいです


というわけで、施工・管理の会社が自社のノウハウを活かして
いわゆる環境ビジネスのビジネスモデルをうみだしています

NTTといえば、東日本・西日本にコミュニケーションズ、ドコモ、データといった
企業が大きな柱になっていますが、こういったNTTファシリティーズという企業が
先進的な環境ビジネスを手がけていることにも目が離せません

優れた環境技術・設備・ビジネスの裏には
どこかでNTTファシリティーズが携わっているかもしれないことに気づくことができる
勉強になる記事でありました

さぁ、明日はどんな記事に出会うことができるかなぁ

曲がるタッチパネル…

2012-02-01 23:19:48 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今日は2月早々、朝からちと大変でした
でも、そんな中でも日経産業新聞をGET

では、本日の日経産業新聞より
14面の素材・エネルギー欄からこの記事をピックアップ
『曲がる15インチタッチパネル
 信越ポリマー タブレットやカーナビ用』


信越ポリマーという樹脂加工・素材配合技術を持つ会社が
韓国の電子部品メーカー「韓星エルコムテック」と共同開発に取り組んだそうです

で、肝心の商品がこんな感じ

ポリエチレンテレフタレート(PET)素材のフィルムの上に
銀をペースト状にした特殊インキを使って網目状の回路を形成する
回路が点状に広がるため、曲げた状態でもパネルが指の静電気に反応するそうです

従来より主流のレアメタルを回路に使うフレキシブルタッチパネルより
1割程安くなるそうです


というわけで、そんなに私も技術的なトコロは詳しく
理解することはできません

注目したのは、コレを量産していくために
韓国の電子部品メーカーと提携したのは大きいポイントかなと思います

いわゆるコアテクノロジーをもつ中小企業が新規事業を立ち上げるには
多額の投資が必要になってくると思います
そこでさらに量産できる工場をもつ企業と提携するのはメリットがあるでしょう
品質を保ち実績ある企業であるならば、自国内にこだわることはないでしょう

大手国内メーカーがサムスンをライバルとして切磋琢磨するのはありでしょう
しかし、中小企業の場合は提携や協業していくのは大いに意義があるでしょう

今後、このタッチパネルがタブレット端末等以外にも
活発に利用されることを願ってやみません

視点を変えて記事について考えてみることも勉強になります

さぁ、明日はどんな記事に出会うことができるかなぁ