ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

曲がるタッチパネル…

2012-02-01 23:19:48 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今日は2月早々、朝からちと大変でした
でも、そんな中でも日経産業新聞をGET

では、本日の日経産業新聞より
14面の素材・エネルギー欄からこの記事をピックアップ
『曲がる15インチタッチパネル
 信越ポリマー タブレットやカーナビ用』


信越ポリマーという樹脂加工・素材配合技術を持つ会社が
韓国の電子部品メーカー「韓星エルコムテック」と共同開発に取り組んだそうです

で、肝心の商品がこんな感じ

ポリエチレンテレフタレート(PET)素材のフィルムの上に
銀をペースト状にした特殊インキを使って網目状の回路を形成する
回路が点状に広がるため、曲げた状態でもパネルが指の静電気に反応するそうです

従来より主流のレアメタルを回路に使うフレキシブルタッチパネルより
1割程安くなるそうです


というわけで、そんなに私も技術的なトコロは詳しく
理解することはできません

注目したのは、コレを量産していくために
韓国の電子部品メーカーと提携したのは大きいポイントかなと思います

いわゆるコアテクノロジーをもつ中小企業が新規事業を立ち上げるには
多額の投資が必要になってくると思います
そこでさらに量産できる工場をもつ企業と提携するのはメリットがあるでしょう
品質を保ち実績ある企業であるならば、自国内にこだわることはないでしょう

大手国内メーカーがサムスンをライバルとして切磋琢磨するのはありでしょう
しかし、中小企業の場合は提携や協業していくのは大いに意義があるでしょう

今後、このタッチパネルがタブレット端末等以外にも
活発に利用されることを願ってやみません

視点を変えて記事について考えてみることも勉強になります

さぁ、明日はどんな記事に出会うことができるかなぁ