ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

異業種同士での研究開発…

2012-06-01 20:48:30 | NewsPaper
こんばんは ぐっちょんです

今日から6月ですね
気づけばもう今年の半分にいってしまうのですね
日々、大切に過ごしていきたいものですね


では、本日の日経産業新聞から、2面の環境・新エネルギー欄からこの記事をピックアップ
『バイオ由来のゴム研究
 ブリジストンと味の素 20年めど実用』

ブリジストンと味の素がバイオマス由来のタイヤ向け合成ゴムを
共同開発すると発表した
という記事

味の素が自社の発酵技術を活用し、イソプレンという物質を
生産する微生物を開発し、この微生物に植物由来の糖を食べさせて発酵し
イソプレンを抽出することに成功し、これをブリジストンが
独自の触媒技術でゴムに加工していくそうです

味の素は今後、発酵や分離技術を改良し2020年までに
イソプレン量産を目指し、ブリジストンは2015年をめどに
バイオ由来ゴムを使ったタイヤを試験生産するそうです


石油などの化石資源は将来的には枯渇することは
目に見えていることで、その資源に依存しないための
このような研究開発は大いに意義あるものだと感じます

それを、異業種同士の企業が手を組むというのは興味深いところです
2020年ということはまだ8年も先のことです
それだけ、両社がこの研究開発に投資をしなければなりません
景気動向が激しいなかで、それだけ投資すると考えれば大変なことです
長期的な視野をもってのこの決断をされたことでしょう
ブリジストンはタイヤ・ゴム会社として勇猛果敢に取り組まれているので
今後の動きも注目したいところです


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