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システム変更 簡単に履歴追跡 SCSKがツール…

2017-05-30 23:29:25 | NewsPaper
システム開発とトレーサビリティの考えを組み合わせ
管理しやすい仕組みなら重宝しそうですね


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『システム変更 簡単に履歴追跡
 SCSKがツール』

SCSKがコンピュータシステムの制作時に
トレーサビリティ(生産履歴の追跡)管理ができる
仕組みを開発した
という記事

製作中の設計変更がどのようにプログラムに反映されたかを履歴に残し
不具合が生じた場合の原因究明をしやすくする

製作中に要件や機能が変更されることは多く
このツールでは、顧客が求めるどの要件が
どの機能につながっているかなど、各階層の関係性を紐付けて
管理することで、要件変更などに対応しやすくする

https://www.scsk.jp/news/2017/press/product/20170530.htmlより

また、WordやPDFでの仕様書や設計書等の文章を解析し
紐付けが必要な要素を自動的に選び出す機能を設けた

要素間の結びつきを事前に登録することで
変更があったとき、システム全体にどの程度
影響するか分析が可能

開発後も、プログラムが想定外の動作をしたとき
トラブルに関連する機能の変更履歴などを簡単に探し出すことができる
履歴の妥当性を検証することで、不具合の原因を早急に究明できる

https://www.scsk.jp/news/2017/press/product/20170530.htmlより

トレーサビリティの分野では欧米が先行しているようで
多くの国内自動車メーカーが欧米製のシステム開発ツールを使い
標準規格も満たしているのだとか

とはいえ、日本国内と欧米では開発スタイルに差異があるようで
その状況下でこのツールがどこまで知らしめることができるのか
今後の展開は楽しみにしたい…


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