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津波被災写真、7万枚持ち主に…

2014-03-11 11:18:45 | NewsPaper
今日であの日から3年が経ちました
今朝起きた時、あの時のことを
思い出さずにはいられませんでした…


さて、本日の日経産業新聞から、4面のデジタル・ハード欄からこの記事をピックアップ
『【フラッシュ】
 津波被災写真、7万枚持ち主に』

リコーより、東日本大震災の津波で流失した写真を
持ち主に届ける活動で、これまで約7万枚を返還できた
と発表した
という記事

これは、「Save The Memory」プロジェクトというものにおいて
2011年8月に開始され、被災地でボランティアが回収・洗浄した写真を
複合機でデジタル化しクラウドサーバに保管し
地元自治体などが設置した「写真センター」のPCで検索
できるようにしたというものです

http://savethememory.jp/より

そこから、見つかった写真を持ち主に原本と共にそのデータをお渡しし
5カ所の写真センターでデジタル化した写真枚数は合計で40万枚を超え
このうち約7万枚の写真を被災者の皆様にお返しすることができたとのこと

震災後にリコーグループが継続的に被災地の支援を行っていくために
何ができるかと考え、グループのリソースやノウハウを活かし
自治体の方々と連携をしながら推進できることとして
今回のプロジェクトが継続的に行われてきたということ
これは素晴らしいことですね

現在も、宮城県の2カ所の写真センターで継続的に検索システムを
利用頂いて思い出がよみがえっているそうです

震災以降、多くの企業が支援活動をしていますが、このような自社の技術を
本当に社会に貢献できることがあり、それを継続的に実践されていることは
大変に喜ばしい限りです

今日という日においてではありますが、このような記事を
取り上げることができ大変に良かったものです


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