ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

IIJがPOSを…

2012-05-28 19:35:12 | NewsPaper
こんばんは ぐっちょんです

先週末は、いい天気が続きましたが
私はスポーツを観るのもやるのもしていました
しかし、今週は突然の雨に見舞われることが多そうですね


では、本日の日経産業新聞から、5面のデジタル・サービス欄からこの記事をピックアップ
『IIJ、POS事業参入
 iPad活用、初期費用1/10以下』


IIJといえば、日本初の商用ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)から
幅広くITサービスを提供している会社です

そんなIIJがPOS(販売時点情報管理)システムサービス事業に参入する
という記事です

iPadを活用したクラウド型で「IIJ Smart POSサービス
流通小売業を主なターゲットにして
清算、売上管理、在庫管理等の基本機能に加えて
販売促進などの顧客管理機能などを含めた
総合的なサービスを提供するようです


POSといえば、据え置き型の機器をともなったが従来からあります
ハードメーカーや関連会社がサービスを提供し
業界のシェアもある程度固まっているものでした

とはいえ、この業界もこういったクラウドやタブレット端末の活用は
注目していたことでしょう
そこにIIJがIIJというブランド・技術を活用して
POS事業に参入するというのは興味深いところです


従来の据え置き型のPOSではサーバー構築の必要があり
ものによっては数百万円以上の導入コストが発生する場合があります
今回のクラウド&タブレット型では、初期費用は従来より1/10の21万5000円から
iPad1台当たりのサーバー管理費用は2万円/月に
バーコードスキャナやクレジット決済端末をオプションで個別見積り対応
諸々があっても従来より十分にコストを下げることが可能になりますね


このサービスが提供されて、世の中に浸透して
ある程度のシェアを獲得した場合、既存メーカーの動向が注目のところです
IIJだけがもっている技術力に対して、いかに自社のオリジナリティを
出して追随することができるのかといったところでしょうか
POSと何を絡めることで、どこで導入コストを落として
どこで売り上げ収益を確保するのか、業界の切磋琢磨を期待しております


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