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十八銀、稟議書を電子化 申請2~3日に 日本ユニシス構築…

2016-02-25 23:44:35 | NewsPaper
地銀や信用金庫では電子化は
まだまだこれからのようです
ビジネスチャンス…!?


本日の日経産業新聞から7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『十八銀、稟議書を電子化
 日本ユニシス構築 申請2~3日に』

十八銀行が備品購入や出張申請など
稟議を回す手続きを電子化した

という記事

日本ユニシスがシステムを構築し
従来10日かかっていた申請日数を
2~3日程度に短縮できた

稟議書に使用していた紙を
毎月1万枚程度減らす効果も
出ているのだとか


そもそも離島の多い長崎県を基盤にする
十八銀行では、これまで稟議書を船便で
郵送していたのだとか

人口減少やマイナス金利政策などで
地銀を取り巻く環境は厳しさを増しているようで
今回はようやく電子化まで行きつき
意思決定を早めることができそうだとか


中小規模の地銀や信用金庫では
紙の書類を使った業務が多く残り
業務効率化が遅れていたようです

莫大な構築費用がかかる勘定系システムについては
複数行で共同利用して費用を抑える動きが進んでおり
どの銀行が参画したという記事もよく見かけました

さすがに、稟議書システムの共同利用はできないにしても
自行での業務についてIT活用による効率化は今後も進んでいきそうです


なぜ、今になって電子化するようになったのか
それだけ、地銀や信用金庫の予算とシステム導入のバランス
というのは見極めが絶えず難しかったということなのでしょう

ITベンダー側としてはこれを隠されていたチャンスと見ぬくのか
まだまだリスクの大きい分野と捉えるのか、判断は様々だと思いますが
顧客の利便性をよぉ~く捉えて電子化が進んでいってほしいものです…


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