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高畑勲展(東京都千代田区 東京国立近代美術館)

2019-08-22 08:01:30 | イベント
高畑勲展(東京都千代田区 東京国立近代美術館)
会期:2019/7/2~10/6 入場料:一般1500円、大学生1100円、高校生600円、中学生以下無料
★★★★☆

初の長編演出(監督)となった「太陽の王子 ホルスの大冒険」(1968年)。
70年代には、「アルプスの少女ハイジ」(1974年)、「赤毛のアン」(1979年)などのTV名作シリーズ。
80年代には、「じゃりン子チエ」(1981年)、「セロ弾きのゴーシュ」(1982年)、「火垂るの墓」(1988年)。
遺作となった「かぐや姫の物語」(2013年)ではデジタル技術を駆使して手描きの線を活かした水彩画風の描法に挑む。
常に今日的なテーマを模索し、それにふさわしい新しい表現方法を徹底して追求した革新者・高畑の創造の軌跡は、戦後の日本のアニメーションの礎を築くとともに、他の制作者にも大きな影響を与えました。
∞∞∞∞∞



ただいま絶賛放映中のNHK朝ドラ「なつぞら」で、中川大志さん演じる「坂場一久」のモデル、高畑勲さんの展覧会です。
近代美術館でやってました。

アニメーションの黎明期から第一線で活躍している高畑勲さんの展覧会は、まさにアニメーションの歴史そのもの。
「狼少年ケン」や「太陽の王子 ホルスの大冒険」、「パンダコパンダ」「アルプスの少女ハイジ」「母を訪ねて三千里」などなど、懐かしい作品てんこ盛りです。
分業作業が当たり前のアニメーション制作において、「テンションチャート」「イメージボード」など、いかに自分のイメージを末端まで正確に伝えるかの苦労がわかります。

「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「火垂るの墓」「かぐや姫」などジブリ作品まで、高畑作品があますところなく展示されています。
先日観た、山本二三(やまもと にぞう)さんの背景も展示。







こんなハイジのジオラマまで・・・童心に帰りました。


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