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『のぼうの城』を巡る旅(埼玉県 行田市)

2013-08-17 17:53:21 | 観光

『のぼうの城』を巡る旅(埼玉県 行田市)

去年の11月に公開された『のぼうの城』。面白かったですね♪

で、この舞台となる忍城、私の住む栃木と実家のある東京の間、埼玉の行田市にあるということで、今回里帰りの途中に寄ってみました!
東北自動車道と関越自動車道のちょうど間くらいにある行田市。行ってみると「のぼうの城の舞台」なんて垂れ幕が街灯に付いていて、未だ「のぼう興し」は健在のようです。



で、街の中心部に『忍城』ですッ!
この城跡には博物館が隣接されていて、行田市の歴史を知ることができます。・・・と、入ってみたのですが、話題の「水攻め」に関する中世部分はほんの少し。ほとんどが近代の展示でした。

さて、お次は『さきたま古墳群』。ところでこの「さきたま」、漢字で書くと「埼玉」。というわけで、「埼玉県」の名前の発祥の地らしいです。
で、なんでこの古墳に来たかと言うと、この古墳群の中でひときは大きな円墳、「丸墓山古墳」は、かつて石田三成水攻めの時に陣を置いたところらしいのです。



なるほど、確かに水郷の都とも言うべきこのあたりには、まったく山やら高台がありません。
しかもこの円墳に登ってみると・・・





忍城丸見え!陣として最適かつ、唯一の場所って感じです。

最後に行ったのは市境の鴻巣市。『石田堤史跡公園』



石田三成が水攻めの際、わずか1週間で造ったという、総延長28kmの堤防「石田堤」の後にできた公園で、堤を造った断面が見れたり、当時の解説が看板に書かれていたり、大和田信也さんが石田三成役をやる解説音声が流れたりします。



ま、そんだけ。特に係員がいるわけでも、資料が展示されているわけでもありません。
なんとも、ゆる~く「のぼう」に乗っかってる両市なのでした。