収穫の目安は4月20日過ぎなのですが、近年は気温が高く早まる傾向にあり、ほぼ平年並と言ったところ。
これが穫り始めの春キャベツ。品種は、「金系201」。

今年は生育が揃っており、穫り始めの頃にはすでに完全結球している株がありました。

その後は連日気温が高く、結球も急速に進みました。
さすがに穫り切れずに残っているキャベツはこんな姿になっています。これは一昨日。
さすがに穫り切れずに残っているキャベツはこんな姿になっています。これは一昨日。

結球がギンギンに締まり気温が高くなればパンクするものが出てきます。

4、5月に当地で真夏日を記録するなど尋常ではありません。
そうなると腐敗が出るのは避けられません。

そして虫食い。

我が家は無農薬栽培ではないので必要な薬剤は使用します。
結球開始時に防除すれば大概実害なくて済むのですが、今年は最後まで持ちませんでした。
終盤なのでは捕殺で凌いできましたがこのとおり。裂球、腐敗、虫食いの三重苦です。
今年の春キャベツは前中盤好調も後半は異常な高温下厳しい状況となったことを記録に留め置きます。
ただし、自家用には処分してしまうのは勿体ない。
裂球は食するのに大した支障はなく、がっちり結球しているため虫も中まで食い込んではいません。
腐敗も丸ごとではなく表面何枚かといったものが多い。
敢えてこの株を穫ってみました。

数枚剥けばこんな感じです。

ずっしりと重く2㎏を越えています。春キャベツらしい柔らかさは変わりません。
残っているものを一斉に穫り、食べられるように調製して終了とします。
キャベツも直ちに冷蔵保管するとかなり持ちます。