里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

主な夏野菜の畝作り

2024年05月12日 | 畑:果菜類

昨日、キュウリの畝作りについて記しましたが、他の主な夏野菜の畝作りについて纏めて記します。
すでに田植え前にはマルチ掛けまで終えています。
ナスとピーマンは全く同じ。
1ヵ月以上前に苦土石灰を全面散布し一度ロータリー耕耘しています。


今年は畝間を少し広げ130㎝。畝の中心位置に目印線を付けます。


幅60~70㎝に有機肥料と化成肥料を帯状に散布、いわゆる帯状全層施肥です。


ロータリーを深くセットし最低速度で再度耕耘。
再び畝の中心位置に目印線を付け、管理機で畝立て。


畝立てロータの爪の向きをセットし、目印線が畝の中央になるよう逆転ローターで往復し土を盛ります。


鍬でならしてかまぼこ形に成形します。


黒マルチを掛けナスとピーマンの畝は出来上がり。


2畝がナス、1畝がピーマンです。一部他品目も予定。
次はトマトの畝作り。
前作の関係でタマネギと春キャベツの間に作ることになりました。
後に畝を跨ぐように雨除けの支柱を立てることになります。
やはり1ヵ月以上前に苦土石灰を全面散布し一度ロータリー耕耘しています。
畝の中央になる位置に目印線を付け、幅60~70㎝に元肥を帯状に散布。


元肥はナス、ピーマンよりは少ないものの一般のトマト栽培よりは多くします。
これは連続摘芯栽培を行うためで、果実数が多く樹への負担が大きくなるからです。
ロータリーでゆっくりと深く耕耘。これほど土が湿気った状態とは思いませんでした。


再び畝の中心位置に目印線を付け、管理機で畝立てし、鍬で成形。
湿気った状態のためごろ土が酷くなってしまいました。


黒マルチを掛け畝は出来上がりですが、思いがけず過湿な状態の畝になり少々不安ではあります。


後に雨除けの支柱を立てました。この頃の畑はカラカラです。


資材は全て老朽化したハウスを解体した廃材を利用し、自分で曲げ加工したもの。
この後、筋交いをして取り敢えずトマトの畝作りは終了。後に雨除けを掛けます。
こちらはインゲン、サトイモ、カボチャ、エダマメ等々の畑。見るからに強粘土質の土壌です。


畝間は150㎝とインゲン用の支柱に合わせ広くなっています。
品目を考え畝によって施肥量は異なりますが、基本は同様に帯状全層施肥です。


ロータリー耕耘後、管理機で畝立てし鍬でならして成形。


黒マルチを掛けて終了です。


作るのは少し先になりますが、蔓ありインゲンのネット張り、そして筋交いまで終えました。


ここには蔓なしインゲンやカボチャの種播き、サトイモの植え付けなどをすでに終えています。
助っ人達が自由に作れる畝も用意しました。