里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

白と紫の花が清々しい

2024年05月30日 | 

この時期、周りには白と紫の花が多い。清々しい気分にさせてくれます。
まず白い花ではシャクナゲ。


西洋シャクナゲで、かなり遅い品種です。過日訪れた国営みちのく湖畔公園にも同種と思われるシャクナゲがありました。


玄関のすぐ前にあります。
以前ここには大株のアズマシャクナゲがありましたが、枯らしてしまったため助っ人が植えてくれたもの。
花びらには僅かにピンクが入ります。


クレマチス。


数カ所で、南天などにしがみついて勝手に咲いています。


長く咲いていますが、そろそろ終りが近く少し汚れてきました。
今は日陰の花が見頃です。


小生にはテッセンと言った方が馴染みがあります。
テッセンのイメージは青紫ですが、我が家にあるのは白だけです。
ヤマボウシ。


今がほぼ満開です。しかし、今年は花数が少ない。


例年と変わらない剪定をしたつもりながら、なにが原因でしょう。
それでも清々しい色です。
僅かにアイボリー色が残っています。純白になる直前が汚れがなく一番綺麗と感じます。


実は白い花びらに見える4片は総苞片と言われるもので、本当の花は中心にある小さい丸形のもの。
あらゆる所に雑草化して咲いているのがこの花。


植物音痴の小生、昔はマーガレットが雑草化したものと思っていました。
増えすぎて困り、少々調べた結果一旦はシャスターデージーと結論づけ。
再び調べ直した結果、フランスギクということに落ち着きました。


邪魔になるところは極力切り倒しており、一時よりは大分少なくなりました。


入り口正面にあるオオデマリ。


見事に咲いていましたが、満開の時に強風でみな落ちてしまいました。撮りそびれてしまったのは残念。
そして、紫の花は、まずシラン。


一時、霜害と思われる影響で少なくなりましたが、再び増殖。
一番群生化しているのが育苗ハウスの前。日当たりが良いのでピークは少し過ぎたかもしれません。


このくらい数があると赤紫が際立ちます。
もう一つの庭とは言えない所に群生化したシラン。


こちらは庭の一角にあるシラン。やや日陰なのでこれからが見頃。


こちらはアヤメ。


草丈数十㎝の小型のアヤメです。
色は正確には青紫。


アヤメの特徴は花びらの付け根に黄色の網目模様。
こちらも育苗ハウスの前に次第に群生化してきました。
もう1カ所、群生化してきたところがあります。


今回気付いたのが花びらの色の濃いアヤメ。明らかに違うようです。


白のアヤメが混じっています。


数年前から纏まって出るようになりました。
今週から雑草の刈り払い作業を始めたところです。一服時に花を眺めて癒やしを得ます。