里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

蔓なしサヤインゲンは不調も間引きと土入れをする

2024年05月24日 | 畑:豆類

蔓なしサヤインゲンは4月25日に直播きをしています。我流の省力直播き法です。
トウモロコシと同様、指で直接マルチに穴を開け、種を土に押し込みます。


これも老朽化したパイプハウスの解体後に早播きするために始めたもの。
3粒播きし、発芽後に間引いて2本立てにします。4粒播きなら安心なのですが、不安は的中。
この畑は強粘土質の上、風当たりが強く条件は良くありません。
畝間は蔓ありサヤインゲンの支柱に合わせているため150㎝と超幅広。
その分株間は20㎝強と狭くしています。


品種は「さつきみどり2号」と「スーパーショット」の2品種。
残念ながら発芽もイマイチの上、強風で傷められ生育も不調。
それでも気を取り直し間引きと土入れをしました。
こちらが昔ながらの「さつきみどり2号」。


当初発芽はまずまずと見ていましたが、強風で傷めつけられました。乾燥の影響もあります。


欠株のところに追い播きをしたもののその発芽も悪い。
3本発芽したものは少ないながら2本立てに間引きます。


引き抜かずに根元から鋏でちょん切ります。

続いて、土入れをします。


細身の移植ベラで根元に周りの土を寄せてやります。
根張りを良くし倒伏予防の足しになるようにと思いやっていますが、効果の程は定かでありません。


一応こんな姿になりました。2本立てになったのは半分くらいです。


こちらがカネコ種苗の「スーパーショット」。莢の形が良いので近年作っています。


「さつきみどり2号」より発芽が落ちました。初期の生育も少し劣ります。
この程度になっていればまずまずなのですが。


同様に間引きし、土入れ。
こちらも2本立てになったのは半分程度。欠株もあるので効率は悪い。


初期の生育は不調ながらも、間引きと土入れの作業は終了しました。

出だしから躓いてしまいましたが、少しでも挽回してほしいもの。