里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

色んなトウ立ち菜を穫る

2021年03月19日 | 畑:花菜類

春になると越冬したアブラナ科野菜にトウが立ってきます。
我が家でトウを収穫する野菜として作っているのは年内から収穫するナバナ類のアスパラ菜、寒咲花菜、そして春の茎立ち菜(トウ立ち菜)として作っている「仙台雪菜」「かき菜」「三陸つぼみ菜」です。
それとは別に葉物として作っているアブラナ科野菜も取り残しておけばトウが伸びてきます。これが結構旨い。
私はあまり穫りませんが、助っ人はせっせと穫っています。
少し穫ってみました。落ち葉や雑草が目立つのはご愛敬。
これはターサイ。


収穫しきれずに沢山残った株にトウが立ったもの。外葉はすっかり枯れトウだけが伸びています。主枝を早く穫った株はわき芽が伸びてきます。


伸び方も一様ではないので結構長く穫れます。
これは軟らかく大変美味しい。


これは縮み雪菜。


ターサイとよく似ています。ターサイから育成されたと言われていますから当然と言えば当然。

トウに付く葉も縮れています。


これも美味しい。茎立ち菜として作っている仙台雪菜は全く別物です。


これはチンゲンサイ。


チンゲンサイを茎立ち菜として作っている所もあるらしい。


ターサイや縮み雪菜に比べるとイマイチのような気がしますが、助っ人はよく穫っています。


これは水菜。綺麗な菜の花です。
食べても何ら問題ありませんが、食べるにはボリュームがないので放置されています。


これらのトウ立ち菜は葉物を穫ることを目的にしているので、トウがボリューム感に欠けるのは否めません。あくまでおまけです。
これはナバナ類として昨年の11月下旬から穫っている「寒咲花菜」。


昨年よりは勢いが悪く、厳冬の影響が大きいようです。
働いている株が少なくなってきました。細く短く、大分黄ばんできました。

自分の好みで言えば、やはりこれが一番か。

右からターサイ、縮み雪菜、チンゲンサイ、寒咲花菜。


これからの主役はやはり「仙台雪菜」「かき菜」「三陸つぼみ菜」の茎立ち菜3種。すでにつぼみ菜は最盛になろうとしています。