里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

原木シイタケ穫れ始めたが水不足

2021年03月12日 | 山菜

原木シイタケが穫れ始めました。


2月末くらいからポツポツと出てきましたが、気温が低いのと乾燥しているためなかなか大きくなりませんでした。
ここしばらく雨も雪も殆ど降っていないので原木シイタケにとっては水不足です。


昨年は暖冬で、少量ながら冬期間も継続して穫れていました。厳冬の今年は冬期間は完全に休みになりました。しかし、これが普通で、昨年が異常だっただけです。通常この辺りで冬期間穫るにはハウスが必要です。
これは一昨年植菌した原木。


二夏を越したので、今年は本格的に出るようになると期待しています。
ここは我が家の裏山です。今年の冬は雪の降る回数は多いもののせいぜい数センチ程度ですぐ溶けてしまい、原木が乾燥しやすくなっています。残念ながら灌水できるような条件にないので、自然任せにしています。


地面近くは少し湿気っているようです。


出始まったばかりのごく小さいシイタケが沢山見えます。
本当なら、ここで水を掛けてやればシイタケにとってもいいのでしょうが、やむを得ないと言ったところ。


こちらのシイタケ原木は、植菌して6年目。


出方が大分疎い状態です。昨年の秋もあまり出ないでしまいました。
ここ2年ほどかなり収穫し、特に昨年は冬期間を通して穫り続けたため、かなり弱っていることは間違いありません。
しかし、ここに来てポツポツ出てきました。最盛期は過ぎましたが、今年はまだ大丈夫なようです。


明らかに水不足なのが分ります。
シイタケにとってはぜひ一雨欲しいところです。明日は本降りになる予報ですが、どうでしょう。
少し小さめのも穫りました。


原木シイタケは店に出ている菌床シイタケとは全く異なります。味も香りも原木シイタケでしか味わえません。
綺麗に揃ったシイタケではありませんが、それぞれ利用場面があり、重宝です。