里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

干し柿づくり'20~今年の干し柿は軟らかい

2021年03月09日 | 干し柿づくり

干し柿は、ころ柿の完成とした年末から2ヵ月以上過ぎました。
干し始めからは100日以上経っています。
1月半ばくらいからポリ袋に入れて保管しました。


逐次取り出して食し、また一部は冷蔵庫に入れ替えて保管してきました。
最後に2袋残ったものを助っ人と分け、これが残りました。
この後は冷蔵庫で保管しながら食します。


茶菓子としてテーブルに置いてあるものから1個取ってみます。


ボリュームは十分。すっかり白粉が回りました。
今年の干し柿はまだ軟らかく、手で裂けます。
大玉且つ保管が上手くいったようで硬くなっていません。


昨年は小玉だったため、今頃にはかなり硬くなり手で裂くのは難しくなっていました。中身はねっとりしたヨウカン状。ここ1ヵ月ほどほとんど変わりません。
これはタッパーに入れ冷蔵庫で保管しているもの。


あんぽ柿の状態でタッパーに入れ冷蔵庫で保管しました。
大玉です。あんぽ柿の柔らかさのままあまり変っていません。白粉は自然に多くなった感じです。


年末のころ柿完成時にタッパーに入れ冷蔵庫に保管した小玉の干し柿は全て消費しました。
こちらは1月半ばに、ポリ袋からタッパーに移したもの。


タッパーに入れ冷蔵庫に保管すればその時の状態が長く保たれます。
好みの干し柿を容易に保存できます。むしろ湿気が戻りやすく注意が必要です。
こちらは冷凍保存しているもの。ちょと出してみました。
これはあんぽ柿の状態で冷凍。


これは白粉が出たころ柿を冷凍。
冷凍すれば好みの状態でより確実に長く保管できます。


ところで、数日前スーパーに立ち寄った際、偶然にも福島県伊達産のあんぽ柿が並んでいました。ちょっと失礼して撮らせてもらいました。


やや小振りのあんぽ柿ですが、白粉が出ない状態でこの時期までどのようにして保管しているのかぜひ知りたいところです。