風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

サークルアイランド

2019-05-09 | 山歩き


 屋久島の2日目。
 夜半から雨が本格的に降り出して、今日は一日、傘マークの予報。屋久島を時計回りに一周するサークル・アイランド・ドライビングを楽しむことにした。



 屋久島フルーツガーデンに立ち寄る。マンゴなどのトロピカルフルーツを食べてから、ガイドのおじさんについて迷路のような路を傘を差しながら見学。見慣れない木々に南の島に来た実感が湧いてくる。





 その後、屋久島灯台にも立ち寄った。見渡す限りどこまでも海原が広がっていた。



 時々、太陽も顔を出してくれ始めた。天気の回復を待ちかねたように、お猿さんたちも雨が上がった合間を縫って毛繕いに余念が無い感じ。



 島一周、100㎞ほど走行した。尾之間温泉で温もり、Aコープで食材の買い物をしてからテント場に戻った。


尾之間温泉で憩う

2019-05-08 | 山歩き


 屋久島の1日目。
 鹿児島港に着いた時はまだ薄暗くて、桜島もぼんやりしか見えなかった。
 8:30 鹿児島発の折田汽船フェリー屋久島2に山仲間と病気療養中の娘の三人で愛犬ハナちゃんと一緒に乗り込んだ。小型犬のハナちゃんも片道1,600円の切符を買った。 



 昨夜は仮眠をとりながら700㎞超を連続運転した疲れと寝不足のため、特別A室のベッドに横たわり、うとうとした。揺かごみたいな船の揺れは居眠りするのに最高だった。



 フェリーの速度が早い上に強い風が吹いていて、デッキの上は風が強くて長居ができないくらいだった。鹿児島湾を抜けて外洋に出た時、開聞岳だけは見逃したくなかった。デッキに出て強風にくじけずに開聞岳の美しい山容を海原越しに眺めることができた。





 4時間ほどで宮之浦港に到着。早速、キャップ場「ジェリーズキャンプ場」(Mandala Camp Site)に向かった。
 テント3張とタープの設営を終え、まずは温泉へ。キャンプ場から車で5分とかからない尾之間温泉は前回も訪れたことのあるお気に入りの温泉で、湯温は高めだけど慣れると癖になる熱さだ。湯船の底には玉石が敷き詰められていて、足裏が心地よい。地元の町民が毎日お風呂代わりに通うローカル色の濃い温泉で、島特有の情緒にあふれていた。
 泉質も癖がなくて、料金200円も魅力的。今日からしばらくの間、毎日尾之間温泉にお世話になることになる。


屋久島で過ごす

2019-05-07 | 山歩き


 長い休暇が終わった。平成の4月27日の朝、鹿児島に向けて車を走らせて、新元号の令和になった5月4日に家に戻った。屋久島町内の走行を含む総走行距離は1,920kmのロングドライブだった。



 僕にとって3度目の屋久島。今までは駆け足の滞在だったけど、今回はのんびりと過ごすことができた。



 モッチョム岳を臨むキャンプ場に6泊し、近くのスーパーマーケットで買い物をして、毎日、尾の間温泉や楠川温泉で温泉三昧の日々を過ごした。
 心はまだ屋久島に残っているけど、さあ、今日から気持ちを切り替えて仕事だ。